2/25 ミストラルのリアキャリアがギシギシ鳴っていた。 サスペンションが沈む音がする。キャリアが何かと干渉するんだろうなあとは思っていたけれど、バッグを積んでいるからその固定用の紐と当たるんだろうと軽く見ていた。 週末、整備をかねて音の原因を探るとすぐに原因を発見。泥除けのネジとキャリアが干渉していた。 キャリアの固定用ネジはステンレス。 一方キャリアはアルミのパイプ。キャリア側が3ｍｍほどネジの頭に合わせて丸く削れていた。 普段からもう少し気をつけてみておくべきだと、ちょっとだけ反省。 早速対処を試みる。キャリアを泥除けと干渉しないくらいに上にあげればすぐに直るはずだ。 キャリアをほんのすこし上に上げることにした。だが、キャリアを上げようとすると、後付けした運搬用ローラーと干渉してしまった。 運搬用ローラーの台座を削れば調節ネジに当たらないはずなので、ローラーの固定金具を削ることにする。 3ｍｍ厚くらいの合金なので、すぐに穴があくだろう。早速卓上ボール盤で穴を形成してみると、必要なネジ穴は思ったより大きく、もしあいたとしても強度が著しく劣化するに違いない。そこで作戦を変更し、金具を短く切断した。 切断はしてみたが、実際組んでみるとそれでもキャリアと干渉してしまう。 私は諦めが早い。キャリア側の加工はなかったことにしよう。 結局、泥除け側の固定金具を両手で挟んで狭くした。 ただそれだけでキャリアと泥除けは干渉しないのだ！最初に気が付こう。俺。 最期にメンテナンスのメインエベント、リアエンドの修正を試みる。 何度か転倒しているのでリアエンドが曲がったような気がしていた。 実際に曲がったかどうか確証は無いけれど、変速でいくつか入りにくいギアがあったので、エンドが曲がったような気がしていた。 一応分解して確かめる。曲がっていれば長めの金属棒と万力を駆使して直すつもりだ。 変速機を外してみると、リアエンドは曲がっていなかった。分解に際して変速機の固定ネジが緩かった。 おそらくこれが変速を甘くした原因だろう。 実際にリアエンドは曲がっていない。組んですこし走ってみたら、変速はビシッと決まったので。 やはり固定ネジの緩みが原因だったようだ。 その後、メンテナンスと称してチェーンを脱脂。中性洗剤でブラッシングしたがそれほどきれいにはならなかった。 後ろのギアも洗ってみたが同様に汚れが残る。洗剤の濃度が足りないのだろう。今回はとりあえず妥協。 脱脂とマシ締めをしたうえで近所を走ってみた。 余分な砂粒が落ちたからか、随分チェーンが軽くはなった。注油をしてさらに走る。 今度はフロントのブームの歪みが気になりだした。 ブームを固定するネジを緩めてペダルを縦にし、グーに握った拳で軽く叩く。 どこが正解か分からないのでスタンドで立てて真正面から見る。 やっぱり曲がってるような気がするので、納得するまで微調整を繰り返すこと5回。 結果、アライメントが出たのでペダリングが軽くなった。 とりあえず成功。 FirstUpload 13/04/02-00:52 LastUpdate 13/04/02-01:18