== コンクリートパネル ==通称コンパネ。住宅建設の基礎にコンクリートを流し込むときの型枠。コンクリートも正確にはモルタルなのだけれど、以下コンクリで表記。

端材としてよく使います。片面がペンキで塗ってあって加工後色塗りが楽なことから工作によく使います。型枠用ですからモルタルが固まったあとは外して捨ててしまうので値段も安価です。

=== 材質はシナ材 ===シナ合板です。シナ材は木目の粗い材木の総称で正確には名前があるのでしょうけれどなんとなくシナ材と呼んでます。ラワンも含めて成長の早い南洋材を薄く切って貼り合わせたものです。木目を縦横に組んだ合板なので面を作るのに適しています。壁の内側などによく使われます。まあ、そちらは通常のコンパネではなく建材としての合板でもうちょっと良い材木を使います。

=== 今と昔のコンパネの違い ===昔のコンパネのほうが良い材質です。いまのはなんだかスカスカ。片面を黄土色に塗った材木を使っていますが、ペンキを塗れば吸い込んで定着しないし、切ればカスカス。なかの隙間がやたらにあってひどいものです。10年ほどまえの古いコンパネの端材を見つけたので使ってみると、品質の違いに驚きます。

おそらく、中国やほかの新興地域での木材需要に押されて、日本国内に入ってくる材木の値段が上がり、質が落ちているのではないかと推測しています。コンパネを国内の設備でつくるよりも海外で全部つくって持ってくる方が断然安いでしょうから、昔に比べて質が落ちたのは工場の違いとも考えられます。

=== 使い方 ===工作用の板としてつかいます。だいたい木ねじで組立てます。木ねじも3ミリくらいの天カルと電動ドライバーで組立てると作業がかなり早く進みます。

私は全ネジの場合は板に3.5ミリの下穴を開けて、固定側を3ミリで開けて使います。ネジ頭を板より押込みたいときは6.5ミリのドリルであらかじめ軽くさらっておきます。ペンキの面は本来コンクリートと剥離しやすいように丈夫に塗ってありますので、工作でもテーブルの天板ならペンキの面を上に使います。

床に置いてつかうライトスタンドの単脚(ピラー)を作ったときはペンキ面を下に向けてつかいました。そのときはゆるいハート型に板を切って、絨毯の上を移動するので繊維を引っかけないようにペンキ面の角を丸めます。引っかかりが無くなるように小刀で木目に沿って0.3ミリくらいずつ角を削って、簡単に紙ヤスリをかけて終了です。



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