幅が8ミリの磁気テープ

ビデオカメラの初期のころってカメラとビデオデッキが別でVHSが主流でした。ベータはペーカムといってプロ御用達の時代が最初。

その後、VHS陣営はカセットの大きさがでかいことを不利と考える。そこでできたのがS-VHSと言う規格。それでも幅の厚味がVHSなので小型化が難しい。

テープを内蔵したカセットの大きさをオーディオカセットテープに限りなく近づけるためにできたのが8ミリビデオの規格。これによりソニーのパスポートサイズと呼ばれる、とりあえず横からみてパスポートサイズに収まる動画の撮れる当時としては画期的なカメラが生まれた。

VHSと8ミリ

幅がちいさいため磁気テープを読み取るヘッドのサイズが小型化でき、同時にモーター、バッテリーもちいさくなる。稼働時間はニッカドバッテリーの時代なので普通サイズで45分ほどであった。私が使っていたのはフジのハイエイトで、形を見る限りソニーも似たようなモデルがあったのでどこかのOEMであろう。カメラはいまでも相手先ブランド製造というのが盛んである。

さて、そのビデオカメラで何を撮影したのか。いまひとつよく覚えていない。いちおうビデオテープに起こしてあるが、そのビデオだってあと何回再生するだろうか。

2015年に説明するのは少々難しいけれど、カメラ好きの若者であればデジタルテープの一個前の時代だと考えればだいたい当たりである。画質でいえば640-480とかVGAより低かったし、ノイズが独特であったが当時はそれしかないのであまり気にしなかった。

ただ、8ミリビデオの時代はフィルムの現像が不要になって気楽になったのは確かである。私はフィルムは経験していないが現像代のことを考えるととてもフィルムは無理。



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