【まんまと失敗】
オリジナルのキートップを原型にPP板でコピーをしようと簡易型バキュームフォームを試す。
掃除機の吸い込み口に板を固定しただけの簡単なものなので最初から負けの決まった消化試合。
バキュームフォームで問題は温度管理。ガス台で加熱したら一瞬でとろけた。これは難しい。横10センチはあろうかというちょっと変わった形のスペースキーはなかなかに強敵である。
試行錯誤してバキュームフォームを習得するのも1つの方法だが、バキュームフォーム以外の選択肢も考えよう。
銅版を彫金ハンマーで加工するのはどうだろう。
結局小さな箱を作るだけだからどちらでやっても労力は大差ない。
安直に量産できるバキュームの方が安く上がるだろうと考えたが、なにより量産するとは思えない。
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専用の雌型を作って銅板かアルミ板か、はては海苔の缶を切ったものでもたたいてはめ込んだ方が安上がりのような。
ホコリが入ってこないようにフタができれば十分なので、ボール紙でもよい。まずはボール紙で箱組みして装着してみよう。気に入ったらアルミなり銅板なりでその紙箱をコピー。きっとこの方が納得出来る形になるはず。
それまでは懸案事項として頭の中で考えつつ。
【出力変更装置】
早めに終わってしまったので、工作室でメンブレンの出力変更装置を2つ作りました。1つは前回登場した2つスペースのあるキーボードの2台目改造用。もうひとつはFellowsのエルゴノミックタイプキーボードの改造用にします。
5㎜圧の銅板を半分に折ってクリップを作ります。クリップのスキマに紙を挟んでハンダ付けしたら、ハンダの熱で紙に付いていたインが銅板に焼き付いてしまいました。挟む紙に気をつけないと。コート紙はもってのほかです。