仕入れについて

最近いろいろあって、仕入れに悩んでいます。この業界(古書・古物)って、商品知識は本人の頭の中にあって、どこかに仕入れデータベースがあるわけではありません。無くはないのですが、古書はデータで買うものでもないと僕こと青葉屋は思っております。

データベースは頭の中にあり、そのデータ寮が多い歳寄りには、簡単には勝てません。

逆にいうと、自分でうまく行ってるなあと思う仕入れは、自分の経験に裏打ちされた知識で買っているから売れるのです。そのデータ量が多くなるには場数を踏むしかないのだなあとおもうのであります。

株でも同じなのでしょうが、自分のお金で居たい思いをしながらでないと、物事は覚えません。だから、これからしばらく僕は掃除機とか炊飯器とか、なぜか偏った仕入れをはじめようと思います。そうして、ある品名について総論的なものを見つけてから、他の分野も手を出そうと思っています。

一応本については自分なりに目が利くのですが、炊飯器はわかりません。でも少なくとも、炊飯器の良し悪しはわかりそうなので、炊飯器ばかり山のように買ってみようと思います。車に積めるし。

ほんとは、センターテーブルとか応接セットが欲しいのですが、うちはエリゼ宮ほど部屋がありませんからまずは炊飯器でしょう。