古本屋向きの人

職業には向き不向きがありますが。
古本屋向きの性格ってのもあるんじゃないんでしょうか。

さきほどまで関西の老舗古書店がつくった目録を読んでたんですけど。もう、訳分かりませんけどね。21世紀の今になって、なぜ戦前の話しにこだわるんだろうと。べつに南満州鉄道がどうだっていいじゃねえかとも思うんですが、南満州鉄道ときいて、本当にどうでも良い人はあんまり古本屋向きじゃないかも。俺、気にならない!強がっているけど、その実すごい気になるもん。略して満鉄。

ものごとがどうなっているかあまり気にしない人は、べつにどんな職業に付いてもやっていけるんでしょうけど。中国の全人代とかみても、アレは抗日戦線の末裔だと思って怖くて夜も眠れないし。

文化大革命なんて偉業を成し遂げた国に逆らっちゃいけねえよ(笑)とか、日本でも「はじめますか?文化大革命」なんておばかなコピーを考えて夜も眠れなくなって昼間寝てたりすると、つける職業がいよいよ無くなってそれで古本屋になるのかもね。

よその人はしりませんけど。

世襲制だって話しもあるし(笑)老後にはじめる人もいれば古紙から来る人もいるそうだし。チェーンで手広くやるところ・・エ□が絡むところは・・別に売り物が本である必要も無いわけです。ビデオからDVD、中古衣料(笑)まで扱ってるみたいですから。

本好きである必要は必ずしもないし、本だけを扱わなければならない、とはおもわないけれど、個人でやる人の多くは、本好きなんでしょう。部屋中古本だらけにしてご満悦な人ははじめられる仕事かもね。

まあ、あんまり小学生に人気の職業ではないだろうなあ。あいつらハンバーグ食って将来サッカー選手になれれば幸せなんでしょ?

俺は小学校と中学校の文集に「本屋になりたい」ってかいてた人なんで、なるようにしてなったのかもなあ。サッカー選手と以前に、チームプレーができない人ですからね。

正直、「会社の同僚とフットサルを楽しむ」というのは、僕にとっての拷問ですね。会社に所属してチームプレーをして、それでサッカーをするんですよ?こんな不合理なことが面白いわけがないでしょうって。というか、俺にはむり。「会社の同僚とフットサルを楽しむ」が出きる人は会社員になってください。僕はもうしばらく古本屋を続けますから。