和の意匠

風呂敷良いなあ。本が沢山つつめる。
◆美術美術とかアートとか嫌い。なんかこう、誉める人の誉め方がうるさいんだもん。理屈こねるのが。まあ、昔美大を落ちた過去があるからたんなる逆恨みなんですけど。自分でも良くわからないんですが、芸術美術が好きなんじゃないらしい。芸術にも、僕の好きなのと嫌いなものがある、好きなものが好きなだけみたい。嫌いなものは、ヘンな内装の喫茶店とか、カントリー風の建物とか。別荘地でヨーロッパ風の建物を立てる田舎ものが嫌い。
ゴスロリとか微妙ですね。かわいくない子がやってると強制退去させたい。宇宙に。近~現代は苦手ですねえ。なんかねえ。あんまりぃいいたくないけど。
バブルの頃に建築家が無理繰り立てた高層ビルとか醜悪だねえ。あとねえ、品の無い骨董品。田舎の成金が掴まされた掛け軸とか。
ものとしては嫌いだけど、カスを掴ませた骨董屋の仕事が素敵だと思う。

●和の意匠
生まれ育った環境なのか、和服を着る人が身近にいまして。
海外のテキスタルデザインとかいくら見てもいいとは思わんのですが、
和服の柄だとか和の意匠が意外に好きだったりします。
尾形光琳とか、狩野派とか、ああゆうのが実は好き。

んで、あるとき光琳の屏風を見に行った。
美術館にはヨーロッパで習った昭和の洋画家の作品もあったけど、なんだか微妙。
そのすごさが分からないという観察者の技量不足も問題は置いといて、
フランスの田舎の風景とか、分かりにくいのねん。よさが。
「兼高かおる世界の旅」を見る以前の日本人にはすごいもんだったのかもしれんけど。
今見ると、別にぃ~。光琳分かりやすい。ぶっとんでるもん。

美術館であと面白かったのは、抽象画の人。
カンジンスキーのなんだか分からないやつはよいね。
なんだかわからない具合が最高。
●つきつめてゆくと
真っ当なものが好きなだけらしい。
目の前にある湯のみでもボールペンでも、考えて作ってんだから。
買いやすいところで家具かな。
今月の室内

特集、老舗家具メーカー・マルニと飛騨産業
名前見て萌え。