三脚を買おう

人気タレントが海外で生活する体裁の番組をみていたら画面が揺れてて思わず目を伏せる。三脚にのせればいいのに。歩くシーンは要らない。定位置で、画面の中を歩いてもらえばいいと思うのですが、どういう訳か歩きたがります。山歩きの番組などロケが全部移動であらためて撮影していると置いて行かれるってんなら仕方ありませんが農園で歩るくのにどうして撮影者が動くのかよくわからん。

テレビは納品するときチェックしてないのでしょうか。下宿の大学生が見るような昭和の14インチテレビで観てるんでしょうか。小型カメラの手ぶれ防止機能は歩けるほど優秀ではありません。片手で持てる軽い機材を吊りで歩いたら揺れます。それでいいのかなあと床の木目を見ながら考えてしまいました。

私も次なにか撮影するときはカメラをなるべく固定します。移動撮影ができなかったころは、全編移動だ!と張り切っておりましたが、スタビライザー動画が簡単にできるようになると冷静さが生まれます。使えるから始終使う物でもありません。先日、中の上くらいのハクバの三脚を買いました。ふだん持ち歩くにはすこし重いので、軽いアルミの、無くしても惜しくないくらいの雑なつくりの三脚をもう一台買おうと思っています。

海外ロケのカメラ兼取材の人もきっと三脚を持ち歩くことが嫌なんだと思います。私も気まぐれにおまつりを撮影するときは、スタビライザーを持っていますので三脚を背負えません。三脚を狭く閉じて体の前で固定した映像が欲しくなることがあります。そのとき、スタビライザー側にその機能を付けるのは無理で、とくに三脚兼用の構造にすると破綻します。そうやって考えると、モノポッド兼用のソロは良くできています。

自作の人は一度作って見ようと思う形です。海外の自作サイトで似た形を観たことがあります。そのときはアンテナで伸びる足の末端に下の横棒が付いていました。

NAB 2013: Steadicam SOLO | CineTechnica