古いカーチェイスが好き

新しくなにか作ろうって気が起きなくてうだうだしてます。三脚ベースのジブクレーンを作る予定はずーっと行ってる割には作らなくて作らない理由は分解して持ちあるくのが面倒くさいから。自作ステディカムは総重量1.2キログラムなので忍者刀のように襷にかけて背負えます。ジブクレーンを1.2キロに収めるにはアルミでつくっても1メートルくらいにしかなりません。

いつ使うのかも思いつかず。「ジェイソン・ボーン」シリーズをみてるとカーチェイスのときにクレーンを使うと爽快感が増すとわかります。私はこのさきカーチェイスを撮影する機会はなさそうなので、ジブは要るのかどうか悩みます。

カーチェイスと言えば西部警察でしょう。ほんと昭和の国産ドラマはむちゃくちゃ。国会議事堂前に装甲車を持ち出すなんて。石原兄が議員でなければ無理ですね。ヘリコプターのシーンもよく許可がでたものです。この当時は撮影機材は大型のフィルムカメラくらい。前後のパンバーに取り付けるマウントと、肩のせカメラで撮影しているのでしょう。画面が揺れても不快感がないのはカットの妙か、当時私が西部警察をみていたテレビが小さかったからかもしれません。

先ほど電車がとまらなくなる映画を最後だけちょっと観ました。撮影視点を動かして絵の派手さを味付けとしてくわえすぎです。落ち着いてみられないし役者が演技をしてそれがカメラにどう収まるか理解するのが大変だと思います。大河ドラマの八重の桜が、最初若手俳優が多いときはステディカムを多用してましたが、ベテランの役者ばかりになる慶喜蟄居後は固定カメラになっています。あのドラマ、新撰組の俳優が格好良すぎるのですが、やっぱり女子向けのオーダーなのでしょうか。来週は薩摩と長州の人が二本松守備隊の子供を蹴散らすらので観ません。

http://www.youtube.com/watch?v=bz8bvYu2m5Q
ローニンは、西部警察的な古くさい撮影方法を使っています。クレーンを使っていません。イレクターで作ったみたいなカメラマウントを車体にくくりつけてます。こういうカーチェイスは観ていて安心します。

最近の映画がつまらないと思うことが増えました。昔の映画と最近つまらないなと思う映画の違いはカメラの使い方にあります。観た印象で区別してきましたがようやく理屈として違いが分るようになりました。

私は古いカット割りの映画が好きです。カーチェイスシーンを見比べてみると、ローニン古いレイアウトが多いです。

ボーンレガシーも、使っている機材は最近のものですが絵の構図はオーソドックスなものだと思います。ボーンアイデンティティの隣の家の窓に飛び込むシーンなんてどう撮影したのか皆目わかりません。そういう意表を突く映像はとても面白いです。

思いも付かないボーンの映画ですが、全体は古い映画のルールにのっとっています。一方で古いルールを無視した映画もあります。私は古いルールに従って作った映画が好きで、ルールから外れた映画が苦手です。

好き嫌いの分岐点がどこなのか探ってみますと、ふたつの映画がでてきます。ひとつはグリーンディスティニー。中国の坊さんがワイヤーアクションで空を飛び回る映画。工藤夕貴がでていたような。

もうひとつがバッドボーイズⅡバッド。CGで後から車を足してるので動くタイミングが気持ち悪いんです。CGはべつにあっても良いのですが、さじ加減が難しくだめなものはダメです。いちおうバッドボーイズとしましたが、車にワイヤーを巻いてクレーンで引っ張り、空中でくるくる回り出した「ダイハード3」「ブロークンアウェー」あたり。ターミネーターも2迄です。

The Matrix Reloaded (4/6) Movie CLIP – Freeway Fight (2003) HD – YouTube
マトリックス。ここまで来ると、もう映画というか喜劇にみえてしまいます。とりあえず空を飛ぶのはやめよう。

徒然レビュー:ルパン史上最大の苦戦 – livedoor Blog(ブログ)

勢いついでに書いておくとマトリックスリーデットの殺し屋は、「ルパン 史上最大の苦戦」の殺し屋タイガーが元ネタだと思います。





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