フィルムの質感なんて嘘

ビデオカメラって三年くらいで陳腐化して実質使えなくなるのはいかがなものか。

メーカーの動き方をみていると、ハイエンド機を作って、そこからでチューンしたものを家庭用に並べてます。

手ブレ補正もジレットのカミソリの歯がどんどん増えるように、手ブレ補正の軸も最初は光学だったものが二軸になり三軸になり今5軸だそうです。この先13軸くらいまていくのでしょう。どうやって演算するのかは分かりませんけど。

ソニーのCXシリーズがいいなあとYOUTUBEを見ていました。いまカメラ屋さんにあるのはCXから型番が変わってPJだそうです。どこが違うのかといえばプロジェクターのPらしいです。プロジェクターは必要なのでしょうか?5軸も軸いらないような。

子供の運動会の動画をとるための動画を永遠に買わされる地獄に陥るビデオカメラ地獄というものがあるのでしょうか。カメラは「レンズ沼」なる血の池地獄があると聞きます。

All About ソニー HDR-HC1

2004とか2005年にでたデジタルテープメディアのカメラと、いまのビデオカメラの基本構成が実はそんなに変わっていないことが分かります。8年前のハイビジョンのときのカメラは、上のYOUTUBEの作例を見ると色を盛っているように見えますが、動画の質としては結構よく見えます。当時、この手のカメラを使う人がほぼプロくらいしかいなくて職人技で調整していることを考えに入れたとしても、なんだか最新のビデオカメラよりも映像は綺麗に見えます。

たしかに今更テープメディアや知らないケーブルでパソコンとつなぐのはしんどいと思いますが、720HDくらいとれればいいし、描画に余裕かあること、画質からいうと、この8年だか10年はハイビジョンの規格で食いつないできただけかもしれません。テープがディスクになり、HDDになりメモリースティックが負けてSDHCカードになってきただけで、基本的な映像を作る部分に関していうと実は進化してないのかも。ついにカメラにプロジェクターをつけるようになり、やることがなくなったので4Kだと言い出す始末。

ブブカ見たいに競技会ごとに1センチずつバーをあげていくのに付き合うのはなんだかおもしろくありません。先日見た日本映画はフィルムでとってて、むしろフィルムでいいようにも思います。テープメディアですら面倒くさいご時世に今更フィルムもありませんが、過去を遡っていくほうが、映像として見た目は映画らしくなります。やはり、フィルムでとった時代劇を延々と見てきた世代ですので、いまさらデジタルの軽い映像でチャンバラを見ると拍子抜けします。

最新のカメラの絵はエッジが効いてて、物体はきちんと写っているのですがそれは私がずーっと見てきたものち違います。写っているものと写したものはちょっと違うんです。その違いは、たぶんフィルムの現場で苦労した世代はこだわっていて、2000年台前半くらいまでは優勢だったとおもいます。そのあとどうしてもデジタルの機動力と編集の簡便さに負けたころに、フィルムで育ったカメラマンが引退して、現状デジタルだらけになったのでしょう。

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このカメラにはシネマモードのエフェクトが付いてます。たぶんこのあたりがフィルムの質感がどうしたこうしたと言わなくなる最後のころのように思います。あとはちびっこの運動会用にズームがアホみたいに効くカメラとか、手ブレ補正がついて歩けるという時代に突入します。映像をみるかぎり、そんなに面白みのある調整はしてきてません。

フィルムの現像なんて面倒くさいことはしたくありません。





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