嘘つきマミケット

造形について研究中。飾りのようなものが総じて嫌いなので、派手なモノを作ろうとすると体が拒否する難儀な体質です。

たとえばナギナタの模型を作ろうとおもうとどうすれば使いやすいかとかバランスをどこに置くとか、突きと引きと斬りつけで刃のどの部分をつかうのかを考えてしまいます。これまで見てきた本物と突き合わせて、理想のナギナタの形を考えてしまいます。試しに線を引いてみると、世の中のよい子が想像するマンガやアニメに出てくるナギナタとは似ても似つかないものになります。

世間が思うナギナタは先端に青竜刀がくっついています。それ全然ちがうから。絵を描く人が良かれと思って描いた絵のナギナタは使いにくいと思います。一瞬洒落で戦国バサラ的な武器を作って見ようかと思いましたが、あれを見る限り合理的なものが1つもないので私の工作の範疇からは外れます。ついでにいうと「ブリーチ」に出てくる武器全般が気にくわない。もっと使いやすい形にしましょう。

あのての武器デザイナーの人は鍛冶屋さんがどう作るか考えないのでしょうか。

私がいいなあとおもう形は日本古来のものです。武器としてのナギナタについて無頓着な人がちゃちゃっと描いたナギナタには違和感を感じます。

ほかに気になるのは・・・

火蛇の部屋 マミさんマジマスカtt・・・マスケット

フリントロック式 – Wikipedia

マスケット銃のフリットロックのレバーが逆なのがもうなんとも気になるのです。力がかかる方向と反対側にあんな薄板でレバーをつけたら使っている間に曲がってしまいます。フリットロック式は言い換えれば火打ち石。打撃が強いので、アニメの通り作ると数発で発射機能が使えなくなります。絵なんだから仕方ないだろうという考えもありますけれど、絵なのだから、もっとその部分にはこだわってくれないと嘘が嘘に見えてしまいます。たぶん気にしてるのは日本で五人くらいでしょうけど。