世界陸上2013の男子マラソンをみました。第一中継車はふつうのオートバイに二人乗り。ほぼ無改造の日本製バイク。
このバイクが第一中継車なので先頭集団のアフリカ勢の左側に張り付いています。後ろのシートに座るカメラマンは35キロを過ぎたくらいから急にローアングルを狙いはじめてました。突き出した右足の上にカメラをのせるようにして構えてました。ちょうどハードルを越えるときのような姿勢です。後ろからみると左足が突き出てて変。変則的な大股開きです。
日本人選手が第二集団にいまして、日本の中継で使う映像は第二集団を追うバイクから撮影されます。そのため第一中継バイクがよく見えました。あの技術を認められて、きっと彼は第一中継車のカメラマンを任されたのでしょう。家の畳の上で真似してみたのですが、いくら左足を突き出してもバランスは取れませんでした。彼は体が柔らかいにちがいない。
モスクワは道路が広くて、川沿いの自転車用道路は4車線もありうらやましい限りです。中継では後ろを走るインラインスケートがよく写りました。日本だと怒られますが、モスクワの川は最初から専用コースなのでやり放題です。インラインも沢山、ロードタイプの自転車も多く、最後はキックスケートも併走してました。青いシャツを着たロシア人の、白髪の結構太めのおじさんが先頭集団追いかけていました。マラソン選手の走りは相当に速いはずですが彼は遅れず走ります。競技経験者でしょうか。途中電話がかかってきて走るのをやめてました。おじさん何者。