ユージンスミスと日立

広めのレンズがとどいてしまったので、ぼちぼち写真をとろうかと思います。

機材が揃わないから写真はとらないとか、掃除しないと勉強ができないとかそういう言い訳が通じなくなったので仕方なくやることにします。

単焦点レンズは28mmがいいと思っているのですが、50mmを勧められました。たしかに50mmの方がなんだか画面が狭く、対象物との距離のとりかたを考えると良さそう。かといって最近レンズばっかり買っているのでこれ以上買うと止まらなくなるので年内は、とどいたレンズを使うことに専念して新規レンズ購入はお休みしたいと思います。年があけたら買おう・・・

あんまり写真のことについて考えたことはありません。三年ほど前にユージンスミスの写真展には行きましたけれど、あれはメカフェチ写真展。日立製作所の歴史なので写真がどうこういうよりも被写体が昔あったんだなあと感慨深くなるものばかりでした。ネガを自分で焼いているので、コントラストの出し方がすごいんだと説明の板に書いてありましたけど、紙焼きの技術はいまひとつわかりません。ただ、なんかすごかった。

写真展の会場で電車とモノレールと削りだしの金属その他もろものに興奮して、一緒に行った人とこれはあそこだ!って騒いでいたら会場の人に怒られました。バカな子をみて哀れにおもったのたか、ちかくにいたおじいさんに昔の地形を教えてくれました。ちょっとむかしのことをお話できたのがよかった。写真集でもあれば、それをみながらおじいさんに説明してもらうのですけれど。

いまみたらユージンスミスのこの日立製作所の写真集の古書価格が16万から20万円なので気軽には買えません。欲しいけど。最近欲しくなる本はだいたいそのくらいします。あと、写真を撮るときにユージンスミスなんか意識したらなんにもできなくなるので、遊人くらいのイメージでシャッターを押そうとおもいます。

東京都写真美術館コレクション展

ユージン・スミス―楽園へのあゆみ