ジンバルのX軸を部品交換

ジンバルの材料の話を書いておくと、ベアリングは6個つかいました。汎用の4つと入手性の悪い2個。2個は通販で入手。

本体全体に渡りふつうのホームセンターで揃えました。どうしても特殊径のベアリングは通販になります。クランプが100円ショップで、何かあってもすぐに直せます。

今回、3方向にベアリングを仕込んだため工賃はいままで作ったもののなかでも最高となります。工作はパイプ曲げがないため切断が主です。ベアリング周りが若干手間でした。

ジンバルの3軸のうち、水平部分にあたるX軸の部品を新たに作り直しました。グリップは水道管の丁字ジョイントです。丁字の上の棒にベアリングを押しこんでX軸としています。下の縦棒に短いパイプを差し込んだものがグリップ。部品の都合上どうしても直角に交わります。

先日作った部品は横棒の左右を均等に切り取ってベアリングを押しこんでました。

1度切ってしまうと変更はききません。仕方なく新たに同じ部品を使い、改修版では片方だけを切り取り縦棒の位置が軸に1センチ近づくように直しました。丁字から変則的なL字型に変更しました。パーツ単価は数百円と安いものなので容赦無く予備部品が手に入ります。

★若干の問題が発生★

軸とグリップを近づけるとフォークと指が干渉してしまいます。握る位置をフォークの旋回半径の外に逃がしたら問題がなくなりました。グリップを下に5センチ伸ばすことで解決。

フォークの軸を取り付ける距離は適当に決めました。中央のベアリングホルダの可動域から逆算するとだいたいいまので正解だったと思います。仮に穴を開け直すなら頑張ると5ミリ寄せられますが1センチ寄せると手と軸が近すぎて干渉します。

最初にフォークの軸穴をその長さにした理由はなんとなくです。経験は重要な指針になります。部品の交換で得た1センチはやはり詰めて正解でした。使いやすくなります。ただ総重量が重いのはいまのところ何ともなりません。