煙突パソコン

ファンレス電源を使っています。部屋の気温が上がったので、ファンを回しています。ただファンレスの電源の排気がありません。

ファンを付けても良いのですが、元の黙阿弥なのでやめときます。代わりに煙突を付けることにしました。

電源の廃熱部分に海苔茶漬けの缶の蓋を装着。大きさは京極夏彦の文庫本くらいの大きさと厚さです。缶のフタの上面に五センチ四方の穴をあけます。電源の取り付けネジに当たる2ヶ所にドリルで4ミリの穴をあけ電源ネジと共締めして固定します。

海苔茶漬けの本体の缶には側面に直系4センチほどの半円の穴をあけます。そこに丁字の金物を二枚使ってステーを取り付けます。丁字の繋ぎ目を直角に曲げて缶にリベット止めします。缶の側面から立ち上がった板は丸く曲げ、内径40ミリの排水菅のジョイントをネジ止めします。ジョイントには工作に使った70センチほどの半端な長さの塩化ビニール製排水菅を挿します。このパイプが煙突となります。

パイプの出口に細い紐を付けて、風が来ているか確認します。パソコンを動かしてしばらくすると、木綿糸がゆらゆら揺れます。CPUとケースファンは回っているので電源のみですからこれで十分です。何もしないよりは冷えるはず。

正確な風量などは計算できませんが、ずっと作りたかった部品なのでできあがったらなんだか安心しました。

煙突PCを作ってみた