撮影時カメラを安定させる部品

ステディーカム風
ステディーカム風

ようやく買ったよ塩ビ管。

【サイズを決めました】
スケッチは沢山描いているけれど、そろそろ基準を決めようとベアリングを買いに行きました。伝導機部品の販売店。

家にある「ドリルの刃セット」を眺めるとボール盤で空けられる大きさが最大6.5ミリ。それならM6を回転軸に。長さが決まったらステンレスボルトと入れ替えれば、中型機くらいの一眼レフなら乗るでしょう。あくまで経験則と予想ですが。

とりあえず長さがわからなかったので、ユニクロの全ネジ30センチを購入。ナットは家の転がるを利用。

【ジンバル】
ジンバルは片持ちを想定してます。念のため倍の6コ買ってきました。カメラのレンズと平行な軸をZとし、水平をX、垂直をYとしますと、YとZはパイプに収まりますがX軸はフォークを作らねばなりません。

・・・・ここで作ろうとしている「カメラ安定装置」と話は変わりますが、鳥用のジンバルを作る人は結構大きめのベアリングを使っているようです。両持ちなら小径で十分のように思います。両持ちは嵩張るので片持ちが人気なのかな。

【片持ちフォーク】
片持ちの場合はL字のフォークを木から削ります。自転車の片持ちフォークと同じ構造です。

それを受けるx軸は、棒付きキャンディーのようにセットしたベアリングに取り付けます。小さいですが写真下の図を参照。1センチ厚の板をD字型に加工して、6ミリボルト。ボルトは削ってを差し込みましょうか。もしくは凹型にベアリングを入れてアルミベルトで固定。

そこから伸びたボルトはグリップ内のベアリングに挿入して固定します。ここまで加工するならロッドエンドのが楽か。ベアリングはロッドエンドの1/5くらいなのと、作動開始の圧力が小さくて済むのでベアリング。

【両持ちフォーク】
現物を触ってみると作らなくても済みそうですが、仮に軸受を2つ使うなら、チーズ(丁字)の継手を短く加工して収めようと考えています。

水道管のキャップに6.5ミリ穴を開けて、紙巻きしたベアリングを収めましてパイプを差し込んで固定と。

軸受けをグリップに収める パイプ固定用のピローをカメラマウントに
軸受けをグリップに収める パイプ固定用のピローをカメラマウントに

実は45°の継ぎ手がなかった。

図を見ると、アームが斜めになってます。斜めににしようと思っていたんですが、三菱の商品群にはなくてセキスイ?じゃないとないみたい。

選択肢は4つ。
-1-山新本店で探す
-2-ジョイフル本田で探す
-3-積水化学の営業所
-4-ネットで買う

4か?

それとも5、熱で曲げるか。

【軸の太さ】
6ミリを利用しますと、ここから使えるベアリングが決まります。小径軸受(ベアリング)のサイズ表から内径6ミリの軸受けを探すと、外径17ミリのベアリングがありました。17ミリなら、写真に在るVP13の「塩化ビニールパイプ継手」に収まります。

【VP13】
水道管の一番下の規格を使います。軽量化が目的です。強度も十分でしょう。しかも安い。L字型のものがエルボ(型)。T字の継手が「チーズ」。VP13のパイプですと外径が18ミリとなり、17ミリのベアリングが収まります。

【606小径ベアリング】
外径18のベアリングはなぜかなくて。輸入物なら外径18ミリの軸受けがあるのかもしれませんが、入手性の良さから17ミリ。規格で言うと「606」です。内径との隙間はテープかボール紙と両面テープ利用して埋めます。わざわざアルミでスペーサーを作るほどではないし、継手側を掘削して19ミリを収めるほどではないでしょう。

紙で巻いて「VP13」の継ぎ手に収めるだけなら、軸受けの外径は18ミリ以下という条件だけです。サイズは何でも良いのですが、内径が大きく取れるので「606」にしました。作ってみて不都合があるなら変えましょう。

【カメラ台座】
カメラを固定する部分は、パイプのなかに木を積めてネジを立てて済ませようと考えていました。たまたま壁面にパイプを固定する樹脂のピローがあったのでこちらを利用します。(写真2枚目白)、サドルバンドというらしい。

北日本精機株式会社

株式会社アカギ 製品ガイド サドルバンド類