大河ドラマと年末


どうして途中からそうなるの。

年末の年忘れニッポンの歌かなにかでペギー葉山さんがでてらして、声がまったく衰えていないことにプロ根性を見ました。ポンキッキのころからお変わりなく。

吉田松陰の妹がこんなにかわいいわけがない、みたいなNHKの大河ドラマのナレーションが池田秀一。池田秀一は俳優で子役時代からNHKには縁があるので、私たちの世代が「シャーが来る!」とか「颯爽たるシャア」だって喜んでるのとは別に、上の世代はNHK版の「次郎物語」を思い出しているのです。
ペギー葉山「次郎物語」成長の物語とその終焉 : 遊星王子の青春歌謡つれづれ

主題歌がペギーさん。そのあとに紅白のニューヨークからの中森明菜、歌の生中継がありましたけど、マイクレベルが低くてなんだか訳が分りません。カメラを遠くにおいて鬼奴が歌っても、あれじゃあしばらく気がつかない。

NHKの大河って見ないですね。なんででしょう。オープニングのこれでもかっていうCG予算をカメラに回して固定のカメラをもう一台増やせばいいとおもうのです。役者に特機用のリテイクなんてさせないで最初から3カメ撮りで済ませるべきでしょう。吉田松陰だから斬り合いもないだろうし、もっと落ち着てもいいとおもぞ。

筆文字ばーん、三脚どーんぐらいのほうが大河らしいと思います。生まれてこの方まともに大河をみてないのでらしさはよく分りませんが。

慶喜のときに、水戸城をちっこく再現してましたけど、あれも見てない。金沢から帰る高速バスで見た琉球の風は、工藤夕貴が手込めにされるシーンでバス内がしーんとしたことをまるで昨日のように覚えています。高速バスの運転士ももうちょっと流すビデオの選択を考えましょう。