刃物と湿度と水戸弁と

大阪の人は湿度が70パーセントを超えると刃物で斬りつけたくなる模様。毎年このての斬りつけ事件は、気温が高いときに発生します。ふだんからどこかおかしな人のストレスが、ポイント制でどんどんたまって頂点に達するのが、だいたい夏の初め。今年は早いです。

今回は大阪豊中と、門真。

カンブリア宮殿に肉屋さん。加工場の包丁が銘入で、かなり使い込んで形が変ってました。でてきた社長は言葉に親近感があって、牛タンだから宮城かなあ、会津の言葉でもないしも中通り?かなあと期待してみてたら浜通海際のいわきの人でした。いわき弁なら、ちょっとうちも海のほうに行くと言葉がいっしょです。おそらく海運の都合で人の交流が多かったため、いわき、ひたち、大洗から東茨城郡は似ています。

カ行変格活用がおかしいのです。

来ないは、こないって読みますよね。うちの海沿いのほうでは「きない」と読みます。また誰かが家にさきに「到着すること」は「来てしまった」のはずですが、我が古里では「きっちゃった」と表現します。最初の「きっ」が特徴。

古語の変格活用がそのまま残っているとか。

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幕末の内紛で優秀な政治かを排出できない地域ですので、ここでは映画監督にご出演いただきます。全体的に茨城弁ですが、イントネーションが水戸弁。ただ、それほど濃くありません。(ふだんもっとすごい人をみているよ)

五分過ぎの発言にありました。本則は「むこうに見えるのが」「むこうにみえんのが」になります。「みえンのが」と表記するとぴったり。

水戸駅の南北を長い一本の陸橋で結んでいた時代の景色です。深作監督はいいことの坊ちゃんなので、なまりは薄くて品がいいですね。子供の頃本身で体を鍛えたエピソードがのちの映画の殺陣に生きてます。

昔の茨城弁集/茨城方言の特徴