できれば4DXでマッドマックスデスロードが観たい


1分40秒ぐらいで、背中マウントのMkVベストとリングマウントがでてきました。重量物は背中で支えないと辛いみたい。

ちょいちょいステディカムがでてきます。カメラマンは砂対策に必死。スキーのゴーグルを掛けたり工場でつかうようなグラスをつかって目に砂が入るのを防いでいます。気が散ると映像がブレるのです。

自動車の走るシーンでバストショットを使うときは役者に風と煙を当てて移動式ジブクレーンを使って動きをだしています。あのシーンは背景の山を移すとだめなので、ほとんどは背景が青空のはず。

風よけのメッシュを持つ係の人も大変そうです。ローアングル用のマウントが大活躍。

サスペンション・アームは布カバーを掛けてました。いちおうアームの部品はシールドベアリングで砂を防いでいるのですが、砂漠で細かい粒子が始終舞い上がりますのできっとあのカバーを使ってもそのうち砂は入り込んでくるでしょう。アームの縦軸の関節部分はエンドロッドなので、ベアリングより砂に弱くできています。撮影中は毎日掃除が大変ですね。

3Dをうえ、水と風が吹き付ける4DXなる映画館があるそうです。椅子が動くって。観たいけど、いちばん近いのが豊洲?

4DXデジタルシアター ユナイテッド・シネマ豊洲にOPEN!

4Dというのも、はて、いかがなものなのか。見せ物的ですけれど、最終的にはニオイとか触覚まで疑似体験できる時代がくるのです。そうなったときに、私のように想像力がたくましく刺激に弱い人間はきっとついて行けなくなるでしょう。マッドマックスは大丈夫っぽいけど。そのうち硝煙のニオイとか血のニオイとかホローポイントが飛んできて隣の人が撃たれルと思う。

シネプレックス水戸「マッドマックス 怒りのデス・ロード」 | Movie Walker