こたつユニットは水平にして使うべし

家具調コタツのユニットを外してパソコンデスクの下に収める計画を始めました。

思いつきで始めるので、夜遅い時間でトンカチが使えずネジ留めと金具で組みました。箱の三面を組んで、天井板のうらに家具調コタツから外した保温ユニットを取り付けました。

段ボールで囲って断熱材か毛布を使って周りを囲うことにします。たぶん段ボールの箱を作って、足が入る穴を作って膝掛けを乗せるくらいの、いい加減な使い方になると思います。椅子のふくらはぎの裏に当たる部分を布で塞ぐのは大変で大がかりなので膝から先を入れて暖まれば充分でしょう。

寒い夜は早めに寝ます。

若いときは無理して起きて作業したけれど、いまそこまでの情熱をパソコン関連の作業につぎ込めません。たぶんネット含めてそういうのに飽きたんです。

さて、掃除について。

コタツユニット自体は簡単に外れました。うちのは国内中堅メーカーの、モリタのユニットでした。たぶん。箱組したので再確認するのがちょっと大変。

ユニットがホコリだらけだったので外枠と回転ファンを外して掃除しました。写真を撮ったのですが汚いので言葉で説明していきます。

外側の鉄の網は、もともとふわふわの絨毯のような質感の塗装でした。もう使わなくなってしばらく経つので絨毯塗装は剥げて鉄の板が剥き出しです。錆びはないので4本あるネジを外して清掃開始。

まずは鉄枠。これがしつこい。繊維質のホコリが絡んで網の目から剥がれません。床拭き用のクリーニングシートを三枚使ってホコリを除去。時間が許せば洗った方が早い。

内部ユニットは単純。二枚のプレス板の薄い箱の上にファン。その両横に電熱線が並行に並んでいます。電熱線にはそれぞれなぜか違う放熱穴の空いたガードがふたつ付いています。ガードも相当汚れているので外して掃除。

電熱ユニットは電熱線の外側に透明なガラスチューブがあり、熱の伝導と電熱線の劣化を防ぐためなのか液体で満たされています。この液体はユニットが水平なら電熱線をすべて満たします。コタツを縦に使うとマズイ理由は、縦にするとこの液体が片より電熱線が剥き出しになるから。

コタツの電熱ユニットには安価な石英管と、やや高いハロゲンがあるんですね。ハロゲンは電気ストーブの電熱線で向きの制約はないはずです。

あまりやらないとは思いますが、コタツの電熱ユニットをはずして他所の場所に使う場合、必ず水平にしましょう。

本体から外してパソコンデスクの下に入れてる私が言うと、まったく説得力がありませんが、発熱する電気器具の不適切な使い方は非常に危険ですので、気をつけましょう。