CMS選び2016 Baser or Baked

ブログの情報をまとめ直したい。そのとき必要なのがCMSです。

ワードプレスで十分じゃないかと思われるかもしれませんが、wordpressはお題を絞ってまとめるのは苦手。MovableTypeならミニサイト化機能が付いてましたが重いのでMovableTypeは無し。

テキストエディタとテンプレートを作って頑張って作るぞと意気込んでいたのは去年の夏。以来、サイトのページは増えていません。

wikiもなんとなく作りましたが、単一テーマなら便利ですがテーマとフォルダが分散する場合、そこに対応する機能がなくて使わなくなりました。mediawikiは重すぎて使い物にならず。

ページ名、ファイル名のコントロールができるなにかが欲しい。そして、テキストエディタではない、便利ななにか。

そうだ、CMSにしよう。

baser CMS – 国産オープンソース!フリー(無料)で『コーポレートサイトにちょうどいいCMS』
これなら簡単にインストールできる。

最も使いやすいオープンソースCMS – フリー(無料)の国産CMS Baked
むかし利用していたPetitCMSと同じ作者が提供する、ブラウザ上で見た目で編集できるCMS。

ほかにもCMSは星の数ほどありますけれど、英語を読みたくないので国産にこだわりました。CMSはPHPで作られています。だいたい50パーセントくらいの高い割合でインストールにすら失敗するので英語版は無理。

Gitを使ったプログラマー用の、マークダウン記法で書くタイプのCMSもありますが、こちらはコマンドラインで打ち込む必要があり、いくら読んでも要領を得ない説明書つきで、インストールどころか設置方法すら分からないものばかりです。

CMSはあると便利
わたしのカメラのページは、カメラという1つのお題でひとつのCMSを作りました。内容に応じて枚数を増減するとき、メニューが連動してくれます。10枚くらいのちいさいファイル群を作るにはPetitCMSが最高でした。

CMSのサポートが切れたので、そっくりそのまま別なHTMLに内容を写しましたが、いまでもうごくなら使いたいくらいです。ページを作る原動力の半分は、できのよい道具がにないます。

2016年のミニサイト作り
PetitCMSを使わなくなってから随分時間が経ち、いまは2016年。最初にHTMLを手打ちして、テキストエディタでなにか書き始める効率が悪いことに気が付きました。

baser CMSかBakedが一番現実的で簡単な道具かなと考えています。

追記 それから1日経ってCMSはインストールしてません。

ローカルでphp環境を整えてpetitCMSを入れようとしましたがphpがうごきません。IIS7をつかってウインドウズで立ち上げたのに、パスが通らないのかなんなのか。作業中大洗に遊びに行ってお団子を食べて帰ってきましたが、右往左往しているうちに夜。

お風呂にはいって考えてみると、要はタグが見えなければ気が楽なのです。タグを観るとどこに何をいれるか毎回判断が必要で、タグの画面である限り心が落ち着かない。

WYSIWYG(ウィジウィグ)のエディタがあれば良いのではないか。

私のサイト作りでお世話になったのがWYSIWYGエディタ。WYSIWYGエディタなら2画面にして上にHTMLタグ、下にブラウザでみえる画面がでてきます。文字の変更はブラウザ表示ウインドウの中にある文字にカーソルを当てて改変できます。

CMS、PHP、テキストエディタが問題なのではなくて、私の慣れた方法に戻すことがもっとも手っとり早く効果的な方法であることがわかりました。違和感を感じて、理屈をたどって悩んだ結果が「昔に戻す」というのは無駄な労力をつぎ込んで萎えますが、案外、嫌なことの原因なんてそんなものです。原因は胸元に「原因」とかいたゼッケンを付けてきませんから、問題点を解消するには壮大な手間が掛かります。

むかしのWYSIWYGエディタはライセンスが2つあって、ひとつはバージョンアップを2回した上に譲渡済。もうひとつ安いときに手に入れたのがあるのでそちらを復活させました。すでにPCに入れて忘れてました。

少々古いソフトですけれど、サーバー上に置くわけでないので、まあ良しとします。

これでようやく「日本語だけ見える画面」が整いました。試しにページを作ってみたらやっぱりタグも英語も出てこないストレスフリーの環境で拍子抜けしました。

WYSIWYGエディタをいくつか紹介して終わりにします。

Microsoft Expression の変更点 | Microsoft Expression

Mozilla エディター

KompoZer – Easy web authoring

以上、有名どころで3種類。強いサーバーにいろいろCMSを入れて使うのもよいのですが、クライアント側で工夫するのもひとつの手ではないかなと。