日記文学

少々刺激的な事件があり、今日は一日が長かった。

朝霞-千葉の誘拐監禁事件の犯人が通っていた学校は襲撃事件以来スクールカウンセラーチームが常駐しているので、普通の学校より心のケアは手厚いはず。しかしイカレタ人にはなにも通じません。環境より本人の素質次第です。いくら手を掛けてもゆがんだものはゆがんだまま。

エジプト航空648便ハイジャック事件 – Wikipedia
前回のエジプト機ハイジャック。突入作戦が雑で犠牲者六〇名。

教科書に名前が載るような作家が晩年に書いた1980年代の日記を読んでいます。エジプト機の雑な救出作戦はその日記でちょうど昨日読んだばかり。

35年前の日記を探しています。

2000年までの日記はネットにありません。インターネットの隆盛は1995年以降ですが、当時の日記はCGIか手動のHTMLでそう多くはありません。ブログシステムが気軽に使えだしたのは2005年以降。それ以前はレンタルのブログ、日記サービスが多かった。ワードプレスも2.Xの頃はインストールするだけで手間がかかりまして、実際に普及したのは2008年以降ではないでしょうか。

2005年以前の日記を探すと、趣味でホームページを作っていた人か、もしくは雑誌に連載を持てた作家の日記ばかりです。

作家の格をいえば、芥川賞直木賞をとるか候補に名が挙がる作家。掲載誌も「世界」「諸君!」あたりは手堅い。大衆小説、文芸作家のエッセイはなかなか残っていなくて、「キネマ旬報」などの映画雑誌の連載を探してみるけれどちょうど1990年ぐらいから映画界が息切れしてなかなかよい連載がみつからない。

そこで雑誌名、作家名を外して1980-1990年代にかけてのエッセイ、日記を探してみました。

遠い太鼓 (講談社文庫)
村上春樹氏の海外でのエッセイ。

池波正太郎の銀座日記(全) (新潮文庫)
銀座でおいしいものを食べているに違いない。

あと千回の晩飯
晩年の山田風太郎先生。

つげ義春日記
ガロに呼ばれている気がする。

杉作J太郎が考えたこと
ガロつながり。綾波さんと付き合っていたらしいぞ。

今読んでいるおじいさんの日記には、近所の川上宗薫が亡くなった話と、エジプト機のハイジャックの話がでてきました。あと日本航空機を筆頭に航空機事故が多い。ホテルニュージャパンと羽田沖墜落連日起きてこのときは騒がしかった。