夜の散歩と遭難

夜工事現場を見に行くと、横の公園を歩いたり走ったりする人が居ます。真夜中なのに。

北海道の大学生が山で遭難。痛ましい事故です。名前が「高嶺」と書いて「たかね」さんです。親が山好きで子供の頃から登っていたのでしょうか。医学部で30近いのでいちど普通の大学をでて入り直したのかも。

入間の試験機が墜落。航空自衛隊のジェット機U-125はヘリコプターのブラックフォークと組んで海の遭難を発見するときによく使われます。今回墜落下のは入間基地所属のレーダー試験機で飛行場から電波が正確に出ているのか確かめるときに使います。

茨城空港の航路に住んでいるので、何度も繰り返し進入を繰り返す試験飛行の時は気が付いて写真に撮ったりしてます。私はU-125の試験飛行機があるとはしらず。以前はYS-11で、先月たまたま気が付いたときはサーブでした。尾翼に赤いチェッカーフラッグが付いているのでわかります。サーブのときは望遠鏡で見たらYS-11とは違う動きをしてて、フライトレーダーでチェックしてサーブと分かりました。電波がみえるかどうか調べるため機体を横滑りしながら飛んでるのをみて、YSには見えなかったのです。

日本航空のジャンボ機が山に落ちたときもレーダーの追跡だけでなかなか位置が見つかりませんでした。そのときはテレビで「東京裁判」の映画後編が流れたそうです。昨日の九州の事故も即座に見つけたいのは山々でしょう。自衛隊員は飛んでいきたい気持ちだったと思います。

おそらく経験せずにすむとは思いますが、万一煙を見つけた場合は、スマートフォンなり写真を撮りましょう。撮影するときは場所と、周りの風景を撮ること。位置と山の形から正確な方位が見つかります。

ときたま火球、大気圏内に隕石が落ちるときがあります。何も考えないとズームで隕石を追尾しまいがちですが、コメットハンターの関さんかどなたかが以前火球を写真に収めて新聞に載せたときは、立つ位置、レンズの種類、シャッタースピード、そして景色のなかに流れ星がどう動いたのか記録されていました。そこまで撮影すると、落下地点がある程度特定できます。