ショベルカーとプレステのコントローラー

褒めて伸ばすの大切。

新人くんにショベルカーの使い方を教えている工事現場に遭遇しました。

通常体育会のスパルタ方式でたたき上げるのかと心配ていたものの、ひじょうに和やかな雰囲気。教わる若者は最初からプレイステーションのコントローラーをもって生まれてきたような世代。

初めて載るはずのパワーショベルも、ぎこちないながらも操作ミスをせずにアームを指示通り動かしていました。

そして先輩社員が褒める。

建設業界も人手不足で困っているき聞きますが、あの和やかの雰囲気を知ると不人気業界であることが不思議になります。水戸工業高校の土木科は長いこと定員割れをしていましたが、近年倍率が戻ってむしろ入りにくいほど。

現場が人不足なら、お前が入れよと言われそうですけど。

なにせ自動車教習所に泣きながら通うタイプ。メカに弱い。ファミコンもABボタンぐらいが限界。なんですか、人差し指と親指にボタンの割り振りがあって、さらにジョイティックみたいなのが2本生えてるコントローラーなんて使える気がしませんよ。そういう複雑なモノは、君たちのような若者に任せます。

操縦桿は鉄人28号とか、イデオンのあれくらいじゃないと。ちなみにいまだにクラッチの着いた車が上手に運転できません。あとガス台で火を付けるときに、レバーを戻すときよく失敗しています。