観光説明案内図

オリンピックが37億円で買ったみたい。

やすいのやら。

あのオリンピックのケチのつき始めはみんな忘れてしまったかもしれない、ポスターのコンペの不備。ついで競技場の設計案もできが悪すぎて撤回されて、いまはオリンピックの誘致自体がダメだと言われる始末。

やりたいならやればいいとおもいますけど、関わりたくないなあ。その前年に地元で国体があります。マラソンコースをみたら複雑怪奇で分かりにくい。コースレイアウトがぐちゃぐちゃしているので複雑な分誘導に人員を割かれます。そこで沢山のボランティアを募集するそうです。当然私はその期間、どこかヒトケのない場所にいる予定。国体面倒。

国体用に水戸市内の観光案内がきれいになってきました。

ひたちなかの海浜公園の中にある案内板はいまいちできが悪くて、地図を配っているのに道に迷うことになります。あれは経営母体が変ったのと、もともとお役所仕事ですから地図がかけないのです。お役所の説明能力の無さは結構面白くて研究対象にしています。

あと国土交通省の道路標識の不出来具合もおもしろい。

地図もみて迷う地図は、もう地図の意味がない。どうしてそうなるかは、空間認識をしている迷っている人と、土地を管理している人の認知の差であり、他人と自分に差があることを気が付かないまま生活しているとどんどんそのズレが強化されます。

地図や説明書を書くときには初心に返らねばなりませんが、意図して初心に帰るには努力が必要です。努力をしないために大きめの組織に入って楽がしたいのに、地図が分かりにくいとか言われるのは心外なのでしょうけれど、わからんものは分からん。

昨日見た地図は、地図にバージョン違いがあって地図同士のずれをサービスを受けるユーザーの負荷にしていたところがマイナスポイントです。公園の設計は面白いのですが、まあでもこんなものでしょう。