職人仕事の調べ物

疲れてます。何もしないのに慢性疲労。

こういうときお酒を飲んでリセットできると楽なのかもしれませんが私は甘党なので炭水化物が食べたい。

しかし慢性疲労の原因がどうも内臓疲労で栄養が偏ったのかもしれない。ひさしくフルーツを食べてない。

2000年代に読んだ本をもういちど読み返しています。1度読んでいるのに内容を忘れています。今読み返すと1996年くらいのできごとは濃密に覚えていますがその後2000年代のことは印象が薄い。2010年代の出来事は近いから記憶にあるけれど、時系列を覚えていません。

オウム事件と阪神大震災から東日本大震災までの記憶がわりと曖昧。私の人生に出来事がなさすぎるから、生きている実感が薄いのかも。熱を上げて追いかけるものもなくなりました。

個人的な趣味でいえば、スキーを2000年代に熱中してて同時並行で自転車も乗ってました。私のことを良く知らない人は体育会と勘違いするのですが、まったく文化系です。2010年くらいからビデオ機材を作っていて震災が機材を完成させる理由になります。それができあがるとビデオと撮り方を考えるようになり今に至ります。

ビデオ撮影をどうしようと考え始め、自分が良いと思う映像を見返してみると、その根っこに文学があり、戦後の文学史からの演劇を調べはじめてなんだか分からなくなりました。

映画をヒントに映像を作ろうかとも考えつつ、でも映画を解析しながら観るのはつまらないなあと心配していましたが、面白いものは良くできているので心配は杞憂に終わりました。できの良い映像は分解してもよくできています。子供の時からアニメや映像の後ろ側にいる人に興味があります。

アニメですとタツノコ、東映動画、東京ムービーの古いのを見て育ちましたのでアニメOPを見返してます。見れば見るほど良くできています。OPを作ったスタッフはわりと分かるので、作画マニアではありませんが演出がだれなのか、スタジオがどこなのかなんとなく調べてクセを見つけて勝手に納得しています。

映画は「あぶない刑事」のスタッフをたどると、日本映画の繁栄と衰退がよく分かります。アクション付きの刑事ドラマはあぶない刑事で止まってしまいました。

音楽は完全な趣味で、スタジオミュージシャンとアレンジャーが誰なのか調べてます。ああ、あれがあの人なのかと分かるのが面白い。

職人の世界は能力が属人的です。