少年ライフル魔と日本赤軍

再現ドラマをみる。

少年ライフル魔は武器マニアの少年が銃に取り付かれて警察官を襲撃逃走。

神奈川から東京に移動するときに検問が間に合わなかったか、すり抜けて神奈川県警の面目丸つぶれ。

渋谷ファイヤー通りの捕り物でよく見かけるあの写真の刑事がご存命で新規に取材していたのが良かった。

彼のせいで日本の銃規制ががんじがらめになり、山間部にイノシシがふえて畑に獣の害が増えた。その原因のひとつはこの事件。店員に弾を込めてばんばん豊和カービンを撃ちまくった結果、現行法では総弾数が3発になってしまった。豊和カービンは米軍のM-1カービンをコピーした国産小口径ライフル。自動銃なので片手でも撃てる。

ライフル魔が憂慮した世情を回避した?: 多摩湖畔日誌

続いて日本赤軍は今回重信房子に焦点を当ててドラマ化。時系列がよくわかった。彼らの行動原理が分らなかった。

重信役の女優はもうちょっとかわいい子にしたほうがいい。

最美恐怖分子 日本赤軍女頭目 – 中時電子報
父親は血盟団メンバーではないが近いところにいた。

サラコナーの原型は重信。

たぶんスタッフは山本直樹のレッドを読んでる。

なぜか私は当時の新聞三紙を読んでるので、ライフル魔事件を担当した神奈川県警の警視の名前をおぼえています。

赤軍のほうはとくに当時の時代の空気を理解した上で追うことにしています。なぜあんな方法で革命を選んだのか。武装蜂起をしたあとの話は自爆い。

赤軍の反対側にしっかりと残っていた日本型社会のみえざる秩序への反発です。なにに反発したのかが重要なのです。