小径軸受-型番605

内径が5ミリと6ミリのベアリング
内径が5ミリと6ミリのベアリング

内径が5ミリの軸受けを買いにいきました。

模型店

たぶん売っているだろうとと高をくくって模型店に。ツバ付は特殊だと。内径が4ミリのフランジ付を見せてもらいましたが華奢。ここまで小さくなると精度必要で価格も普通の倍くらいになります。ほかに内径と外径が近接している指輪状のベアリングなど。小さいベアリングは模型店の方が在庫を持ってますが今回は見送り。

「ジョイフル本田ニューポートひたちなか店」

フランジベアリングでなくても良いかなと思い「ジョイフル本田ニューポートひたちなか店」に移動しました。工具売り場はレイアウトが変わっててお店の人も混乱してます。この変更ってだれのためなの。

軸受けコーナはやや縮小。ミニチュアがほとんどなくて600番台前半はなく6000幾つかの特殊なものばかり。しかも見慣れないものでちょっと高い。内径10ミリ前後の大きいのは普通に揃ってました。あとロッドエンドが何種類か入荷。

ひたちなかから撤退。

MonotaROなら3000円以上で送料無料なのだけれど、一体ベアリングをいくつ買えば三千円になるのか。フランジベアリングなら5個買えばそのくらい行くけどさ。
MonotaRO

結局はあのアートタワー近くにある伝導部品やさんに。605も普通にあります。いちおう予備の分を含めて幾つか購入。並べてみると外径が3ミリも違うので工作のし方がだいぶ変わります。

外径14ミリですからこれが収まる穴を材木に掘ってもそれほど苦労しないでしょう。ドリルと彫刻刀でなんとかなるはず。軸も5ミリですからM6のボルトを加工して使えば工作は大袈裟にはなりません。

18ミリくらいの角材と10ミリくらいの板を組み合わせて行けばおそらくジンバルは作れます。あとは組み合わせ方。昨日は2センチ角の材木で作れると思ってましたが、厚みを考えると3センチくらい、ゴルフボール大の角材が必要でしょう。

もちろん、フォークを中に入れ子にするとかフォーク側にベアリングを仕込んだりすれば小さくなるでしょう。

「要求仕様」

  • 小さく作る
  • 精度
  • 強度

要求するのはこの3点。

立方体の部分とそれに繋がるフォークは思いついています。フォークになる材木もベースはM6を使う前提でいます。
要求仕様 – Wikipedia

「入れ子」も可能ですがすっきりしません。フォークを上下同じ様に作りたい。同じにした方が構造が簡単になるので調整がしやすいはず。

のこりの問題は、縦軸をどうするか。

「グリップ」側をパイプにしてここにベアリングを仕込んでもいいのですが、動作を考えるとジンバルの上にパノラマ用のY軸を乗せたほうが合理的です。手が伝える振動を逃がしてくれるはず。説明が下手で分かりにくいかも知れませんが、仮にグリップだけに回転軸を入れるとグリップを縦に押す力は逃げません。

WSCLATERさんの作例では、グリップ側とジンバル直上に2軸入れています。XYZと3軸に移動させ、さらに傾けたとき、把手の角度・・・グリップアングル・・・が変化しても影響が出ないようにもう一軸追加されます。

理屈の上では3軸もあれば贅沢(笑)私は正直、2軸で充分と思っています。しかし実際に工作してみると軸は「あるだけ」あった方がよさそう。

何にせよ、これから作る予定のものはY軸分の工作が大変そう。パイプを使うと楽なのかなあ。

「軸を持って操作するには」

軸をもって動かすにはジンバル直上の軸がジンバルと独立して回転しなくてはなりません。軸を小さく作るか手持ちの型番6002のホルダ付ベアリングを使うか。2つにするかどうするか考えてます。

ついでにカメラの重心位置を拾い出す「位置微動雲台」も小型省力化していきます。