彼女たちの志

数日前から消化不良。運動不足なのに食事の量が増え、されど運動せず贅肉を増やしております。

口内炎の予兆を感じ、これはイカンと食事を減らせば大人。しかし食欲には勝てず、また食べ過ぎております。いまは日本茶を飲んで、早く寝ようと思いつつ、寝る前に読書をしたくもあり、惰性で起きてます。

労働問題とプラズマ理論

クロネコヤマトが、直近のサービス残業代を払うとニュースになりました。サービス残業分を払わないと人が居なくなるほど不人気な商売に見えてしまいます。払うから良い企業と思うか、払ってなかったことを材料に信用しないか、どう思うかはその人次第。今年の就職活動中の学生にどう思われるかは「自己責任」ということで。

統計をとった訳ではありませんが、人が減れば不人気業界から人が逃げ、質は落ちる一方です。「人財」みたいな言葉遊びをしていた会社は、その後お元気でしょうか。

マルクスプラズマ説

労働者による革命なのてしょうか。革命と言えばマルクス主義、何十年といまひとつ分らないままです。大槻教授がUFO現象をすべてプラズマで解決したがるのに似ています。なんでもマルクス主義の言葉で世の中を説明したがることと、なんでもプラズマだって言うのは似てませんか。

あのころ共産主義革命を目指していたオジサマ方は、いま、労働組合とは関係ないところで労使の問題が労働者側が有利に動いていることをどう見るのでしょう。こんなのは革命じゃないと思うのか、はたまたこれぞ革命だと思うのか。

戦前からの伝統が気に入らないから、それを崩すために輸入物の思想を持ち込んだ、戦前は非合法で、戦後合法になったのが共産主義です。その主義が、学生運動のころに謎の転換があって、マルクスなり共産主義の看板を掲げたままなぜか武装闘争と内ゲバとなり、最後は連合赤軍の、なんだかよくわかならいものができあがります。

連合赤軍と、広告会社を訴えている娘の親は別の人世界の人に見えます。今からみると山荘に立てこもった人のほうが日本軍のような精神論で突き進む組織で、革命ではなくできの悪い保守だったのかもしれません。オームもブラック企業も同じ性質を持ちます。

ジャンヌダルクは革命家だったのか

広告会社の娘は、激務に追い込まれて自決しました。現代版樺美智子さんは事故で、まあでも、限界が来たら家にいればいいのに。両名とも自分のやってることに酔ったのか、引き返す気もなかったんだろうなあ、討ち死にですから。

はたして現代、新規に就職活動をしている学生諸氏から見て彼女たちの志に気持ちを揺さぶれられることはあるのでしょうか。休みの日数が年間90日、隔週土曜日の出勤はイヤだなと思う我々(私も入れて)は、デモもデンツーも行かずに言えでごろごろしてればいいと思うのではないでしょうか。ちなみに私は家でごろごろします。

社会において彼女たちはきっと主演だったのです。私は主演女優ではありませんし、引き立てる男優にもなれそうにありません。村人3のダブルキャストの片方くらいの立場でしょう。だから、お芝居が悲劇になっても喜劇になっても村人3ですからあんまり関係ないと思うのです。主役は大変だなってちょっとだけ同情するかもしれないけど。

日本史上最大の反政府運動 樺美智子をジャンヌ・ダルクにした「60年安保」 | デイリー新潮

あさま山荘事件の立てこもり犯が真相を告白へ BS朝日で9日放送 – ライブドアニュース

アサヒ芸能「スクープ大事件史」Vol.7(5)連合赤軍の山岳ベースは“リンチ地獄”と化していた | アサ芸プラス

中核VS革マル