15cm自作望遠鏡

こうゆう子は大学にいってもちゃんと勉強するよ。

天体望遠鏡:水戸二高卒業の冨山さん、森島さんが3年かけオリジナル作る /茨城(毎日新聞) – Yahoo!ニュース
3年間かけてオリジナルの本格的な天体望遠鏡2台を作り上げた。大学受験をはさんでの長い作業をやり遂げた2人は満足感でいっぱい。口径15センチの手作りのニュートン式反射望遠鏡で見た星は「今まで見た中で一番きれいだった」と話す。

ちなみに水戸二高は女子高です。

最初の一枚目は10cmが妥当といわれている反射望遠鏡の主鏡磨き。いきなり15cmを磨き始めたら3年かかかっても仕方ない。機械で磨いても数日掛かったはず。手磨きは大変だわ。磨く道具がまず手作りです。ガラス同士で磨き始めます。途中でかたどりしたピッチに変えて研磨剤を細かくしてもっと磨いて、途中で フーコテスタとかしながら慎重に作業を進めなくてはなりません。

メッキはさすがに業者に頼むだろうけど、出来上がっても光軸修正をしなきゃならないし、架台をやっぱり作らなきゃならない。偉いよ女子高生。そもそも、手磨きでやる人がいないでしょ。女子で自作した人は日本で数えるほどではないでしょうか。

地学部の顧問が熱心なのと、女子高だから成立したのかも。男子校だとここまでちゃんと成し遂げられないかもね。普通は望遠鏡は買ってきちゃうもん。あと、男子高校生の頭の中身は違うことでいっぱいだと思うし。

製造業の現場からも、理系の大学からも、多分この子たちは引く手あまたであろう。

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写真で見る自作天体望遠鏡 (1978年)