私のハートはカバーガラス

心の置き所がなくてカメラのことばかり考えていたけれど、急に夕飯の片付けをしたら気が晴れてしまいました。

行動で結果が出る炊事は素晴らしい。掃除もたぶん素晴らしい。やろうとして放置しているいくつかのことが進まないまま残っていて、そこから気を紛らすために他のことを考えてみたけれど根本の解決がないから精神衛生上よろしくなくて、単純な片付けものは生きていく上で大切かもしれません。

ワタシのハートはガラスなのとのたまう向きもありますが、そもそもガラスは硬度が高いと思うんです。ガラスのハートったらオルファのハイスピード鋼でも傷がつかないわけで、恋に破れハートが粉々に砕けたという人はハンマーで叩かれたのでしょうか。同じガラスでも顕微鏡でつかうカバーガラスぐらい脆いなら、私のハートはカバーガラスと言うべし。

顕微鏡でターレット式のレンズが付いていると、低倍率から三十倍の対物鏡に変えたときぶつけます。小学校のとき何枚割ったか覚えていません。対物鏡にカバーガラスをレンズに近づけて、ピント調整ノブを回すときにラックピニオンの向きに気をつけて回せば早々壊しやしませんけど、男子小学生はおっちょこちょいなのです。

speed sensitive steering | Men with Machines
車のステアリング機能とか、天体望遠鏡のピント合わせに使う機構でラックは円いほうピニオンが長いほう。

そして、縫い物計画は頓挫。材料を調達して組み合わせのほうが楽。だって最終目的は撮影であって縫い物ではないのです。縫い物の代わりに片付けをやろう。自転車のチェーン洗いとか、タイヤの交換とか、家の補修とかそういうの。