改良型ベスト

アルミの板を腰のベルトカバーの中にいれて装着しています。ステディカムのパイロット用ベストを着用しつつパソコン入力を続けて三時間ほど経ちました。10センチ幅のアルミ板を腰の前の部分を覆うように取付けます。これで安定度が段違い。板はゆるく曲げて私のお腹の曲面に合わせてあるので他の誰かと互換しません。

やはり、胸ベルトを着けると辛い。オリジナルはベルクロで外しにくいので、カラビナ付きのベルトと交換して撮影以外のときはベルトを外して楽に過ごせるようにしました。これだけでだいぶ楽。

肩のチェストパッドは中のお風呂マットみたいな分厚いウレタンを抜いて、五ミリのサンペルカをいれてあります。肩の部分の厚味を減らしたら、胸前のマジンガーの赤い部品にあたるV字の居心地が悪くなりました。そこで、先日手に入れた赤ちゃん用の枕を肩の部分に差し込みます。

枕はNASA開発の特殊ゴムでできており、スペースシャトル時代の寝具につかわれたと言われています。馬蹄形でノートサイズ。いろいろ検討した結果、ハサミで真っ二つに切ることに。切ったらそのままチェストリグの糸を切って口開けた、ロゴの真下の位置から差し込んで棒を突っ込んで先端に押込みます。たったこれだけ、いままでしっくりと来なかったマジンガーとチェストリグが簡単に取り付くようになりました。

ことベストに関しては私が小手先でいじくり回しても悪化するだけ。ましては自作もできそうにありません。改修で進めてゆきます。いちおう、体に合わせることが出来ましたので、このまま可搬性を上げる改良を加えてゆきます。