亡命兵士は天涯孤独なのか

北の亡命者が逃げるシーンをときどき見てます。あの距離なら当たります。痛そう。

北朝鮮の兵士は押っ取り刀で駆け付けてハンドガン二丁とカラシニコフ二丁で撃ちまくってますが、あのとき亡命者の体の中はアドレナリンで一杯ですから、撃たれ強い。ライフルマンはすぐに伏せ撃ちしましたけれど、あの距離なら伏せなくてもと思いました。撃つときは伏せよと体が覚えてるのです。

拳銃使いのほうは泡を食って撃ってますからひどいもので、まあよく当てたものです。なにせ友軍を撃つのはためらいます。明日のご飯に事欠くある国のこと、警備兵ぐらいの身分では、きっとハンドガンの練習しません。それでも座って膝撃ちすればもうちょっと当たっていたはず。

拳銃使いは、ライフルを構えて伏せてる兵士の前をふらふらと横切ったように見えました。なかなか怖いものがあります。

まあいちばん怖かったのは当人。つぎに、倒れた亡命兵士を引きずって救助した国連軍兵士。サーもスタッドの映像をみると結構な出血をしてますので、良く助かったなと感心しております。最初に「少女時代」を見せるのはどうなのかなとは思いますが、たとえば日本に亡命兵士が駆け込んできて同じコトになったら、きっとAKBのなにかを見せるに違いありません。

亡命兵士がひとり逃げることで、故郷の親族はきっと収容所送りになるでしょう。取り逃がした兵隊さんたちも、はたして「よく撃った、これが勲章だ」といわれるか、「なぜ取り逃がした!」と怒られるかは上層部というか「彼」のご機嫌次第。どうなるか分りません。

逃げた方ももうちょっと考えればいいのに。国連軍の建物に突っ込むとか、射撃をためらう位置に正々堂々と走り込むとか、30センチの棒をアクセルに挟んで自走させて気を反らせたうちに走るとか、次の亡命者は工夫しましょう。

それにしても毎回映像にでてくるあの対物鏡のフチが金色の双眼鏡はなんなのでしょう。あの場所を金メッキしたら反射で主鏡に光が入って使い物にならないと思うのですが。なぜ金メッキなのか?もしかするとあの双眼鏡は友好国のロシア製ではなく、日本製を塗り直したものかもしれません。良くあるツアイス型ですから、安価でそこそこの性能のモデルは日本製がてっとばやい。しかし、そのまま使いたくないからと、メッキしたのではないかなと。

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あー、中国製のほうが入手しやすいし、へんなメッキしそう。金好きだし