草津の噴火とスキーヤー

草津国際スキー場で噴火。ニッポンケーブルのゴンドラがひしゃげて怖い。

スキー場の定点カメラの映像をみると自衛隊員とおぼしき人物が噴石に当たって倒れて、1度起き上がるけれど動けなくなる様子が見て取れました。倒れた周辺に容赦無く噴石が落ち雪煙を上げる様子に戦慄。にんげんの撃った弾なら多少規則性があり逃げられる予感もします。うちの近所でB29の焼夷弾を避けたという方の手記読むと、着弾を見越して冬水の抜けた田んぼを左右に逃げ回ったそうです。でも噴石は直線ではないので、あのときできることは無くてまったくの運。

リフト乗り場近くであれば、安普請のもぎり小屋よりもケーブルの支柱下に逃げたほうが助かるかもしれません。自分と噴火口の間に杉の大木を挟む。はたして、自分がその場にいて判断できるとは思えません。

自衛隊もふつうの部隊も定期的にスキー訓練をするそうで、あそこに居たのが特殊なレンジャーではなさそう。

もしその場にいたら、私は救難ヘリに乗りたくないので自力で降りますと宣言してしまうかも。でも噴煙で雪の上に灰が積もり、たぶん前に進まない。さすが自衛隊、あんな状況でもヘリ出すんだと感心。あと平日スキー最高。