映画の続編は面白いのか

寅さんをときどきザッピングで見てます。ワンカット撮るのにどれだけ労力がかっているのか想像して、見る度に怖くなります。私にとっての寅さんは恐怖映画です。カメラを載せて撮影する台車(ドリー)が重くて、きっと3人がかりでしょう。そのほかに撮影斑が居て、助監督がサードまであってその下にADがいてスクリプターと照明と衣装ともう怖い。

今日見たのは晩年の作で、マドンナが松坂慶子。まあ素晴らしい美貌で絵が保つこと。全体のお芝居がちょっとやりすぎ感は私の好みからズレますけれど、もうあんな大がかりな映画は作れないでしょう。あのときは松竹が頑張ってました。いま頑張れる会社ってどこでしょう。

シリーズ物は難しく、ダイハード6の制作が決ったようですが、もうやめても良いともう。最初の1作目は良くできてました。ミッションインポシブルも最初は良かった。先に進むと調子がおかしくなるけれど、固定ファンがいるから1度当たった物は作りたいわけで。

トレマーズなんて作ってるうちにケビンベーコンがどこかに行ってしまい、地下室の武器オヤジが主役になりました。

最初の立ち上げがよいと、そのまま作れる好例です。

パート2映画の謎と真実