「土型」ビデオ安定装置

どんなものでも構造が簡単なら壊れないはず。

カメラスタビライザーの案が幾つかあります。工作能力や素材を検討した結果、見栄えを後回しにして機能を優先した場合どうなるか考えてみました。

【土】
正面から見ると「土型」になります。縦軸は12ミリアルミ丸パイプを使用します。縦軸に繋がる上部のカメラを載せる台(カメラステージ)は角材とします。サイズ未定。カメラが搭載されるプレートは蝶番で接続し、後端をゴムバンドで固定します。

なるべく簡単かつ確実な方法を採用します。

「土型」ですので横棒がふたつあります。上の棒はカメラの重心調整用です。
下の横棒は全体のバランス調整用です。

漢字の書き順で言うと1番目の上の横棒はカメラのバランス取り用なので長くても12センチ以内。

カメラステージの角材も同じ長さにし、バランスアームを回転軸と直角に回転させ小さく収納できるようにします。

使用するときはパイプを回して角材の長辺と横棒を直行させ、全ネジの棒についたオモリでバランスを取ります。オモリは下部に比べて小さいものでも良さそうです。

前後のバランスは角材の両端に鬼目ナットを埋め込んで、そこに固定済みのナット付きボルトを差し込んでおきます。前後のバランス調整が必要なときは、ボルトの突き出し長を調整しバランスを取ります。

【簡単で丈夫であること】
パイプ上部につくカメラステージの剛性を最優先します。
つぎに軽量であること。見た目は後回し。

【装置を簡単にする方法】
バランス調整装置はステージとプレートを平面上で前後させる方法が製品版の場合一般的です。自作の場合、微動を付けると急にハードルが上がります。凝ったつくりにすると、固定用パーツ、微動用部品などが増えて大型化するでしょう。

大きなカメラを積むなら、カメラ自身の重心が取れるよう微動装置を付けるほうが軽く作れます。しかし、日本製のSDカードを使う小型カメラの場合はカメラの重心を取らず、むしろウエイトを追加して単純化したほうが全体を軽く丈夫に作れると考えています。

当然、同じ重さで作れるなら微動装置付きのほうが良いでしょう。

アタマの中で作って見るとどうにも微動装置はガタがとれません。一応脳内で動きそうなものを思いつくのですが、工作を想像すると手間の割には効果が薄く、ステージとプレートの微動装置を放棄した方がうまくゆくのではないかと考えています。

グライドカムのような⊥型(垂直、逆丁字)ならジンバルの横軸さえ精度が出せればそう難しい工作はなく、ハードルはかなり下がるでしょう。

カメラのステージとプレートを移動させる方法を散々考えてみましたが、グライドカムを真似てアルミ板で組んだ箱のなかにバランス調整装置を組み込む方法はなかなか大変です。

YouTube – Balanceamento Flyingcam Jr
総アルミグライドカムタイプの製品です。これを見る限り、左右の調整は微動なし、前後のウエイト調整もなし。下部オモリの取付アームを可動域の中で動かして調整しています。バランス取りが毎回大変じゃないか?と思いますが、部品点数が最低限まで減りますので魅力ある構成です。

【オマケ】
007「世界は不足している」のメイキングより

アルミを削っているよりもヘリコプターの操縦を習ったほうが早いかもしれません。





About こざ四

工作好き
This entry was posted in カメラスタビライザー. Bookmark the permalink.