本体をでかくしたい

バランスアームを大きく作ると単純に安定します。
だから長いアームを作る予定です。

長くすると邪魔になるので分解が必要。
分解と組立は相反する要素となります。

カッチリ作ると使用するまでに時間がかかり、簡単に作ると剛性が出ません。
どこに主眼を置いて作るかいくつか案を出してみましたがどれもいまひとつ。

横折り、蝶番、抜き差し、三点支持など。

小さくしようと蝶番を2つ入れて三つ折りにすると強度が出なそう。
むしろ、大きいままの方がマシな結果になるのが目に見えています。
ヘタに分解機能が付くと、狂う要素が増えるだけ増えて困ります。

【たたみ方】
理想としては一瞬で組み立てられること。
組み上がったときの誤差が1分・・・1パーセントくらいに収めたい。

そんな都合よくできるかね。

現行のパラレルアームなら、継ぎ目が板材なので蝶番が使えます。

1本パイプで15ミリくらいの物を使うなら、2ボルトで脱着式が無難。
組み付ける部分を重ねてボルト締めが簡単。
あとは、一回り大きな径のパイプとパイプクランプですね。
これなら直ぐ出来ます。

パイプ径は細い方が空気抵抗が小さいので、どうしよう。

【前からでている結論】
大きな袋を見つけて、1本物で作った方がよいような。
何度か繰り返し考えているけれど自作は分割無しの方が断然作り安い。

小太刀と太刀風に、サイズ違いを別に持てばいいのか。

1つパイプを切ると、同じ剛性を保つのに部品がたくさん必要になります。
リベットと溶接を使って簡単に作るとロックしても軋むし。
やっぱり1本のような、小さいのはバックアップ用で割り切りましょう。
あれ、前もこんなこと書いていたような記憶があるよ。

デス・ペラード – ドブの底からこんにちは
色々入るよギー太ケース。
でっかく作ってギターケースにでも入れよう。
基本的な構えかたです。今でも発作的にこう構えたい。

【理想的な作例】
YouTube – Camera stabilizer update January 2011
結構でかい。

YouTube – いくつか質問答えてみた2@全部日本語化
程々のおおきさと、重さが必要みたい。
前後左右の調整機能がついていましたね。

折りたたみ機能付き
折りたたみ機能付き

【こうしよう】
左右、もしくは前後の調整方法がワッシャだけの機材を見かけます。
数グラム単位の調整ができるように、調整部品は付けた方が良いと思います。
MMCのように、下にスイング式のオモリを付けて調整する方法もあります。

【いかがでしょう】
本体を大きくしましょう。
全体の高さを60センチ以上にすると、横棒は取っても大丈夫です。
うちの作例で言うと、高さを40センチ以上にしたら、横棒がいらなくなりました。
そのあと前後左右に動かせる部品が必要になり、今に至ります。

【結局】
結婚式ならスーツを入れる袋を持ち歩くことになるのであれに入ればいいのか。
もしくはギターケース。
じゃあ、いま作ってる小型機材の部品の、アルミパイプだけ大きくすれば出来るね。

折りたためなくて困るような困らないような。