釣りをしない少年

最近の子供は川で魚を釣って遊ばないみたい。釣りあげたブラックバスを放置しておいたら川の向こうから小学生の「かわいそう」の大合唱。こいつに食われる小さき魚達は可哀想ではなく、目の前に消えゆく命には純粋に反応する近視眼。

電脳世界でボケモンを捕まえるより、魚釣りのほうがおもしろい。ボケモンを捕まえたことがないから、異論は認めてあげる。魚釣りは、水辺が危険だらかもうやらないのだろうか。そんなエンスーな趣味ではないのだけれど。

こどもにやらせないことを沢山積み上げて壁をつくって、一体どうなってほしいんだろうか。放射線を浴びせて人体実験でもするのか?放射線の人体にたいする影響を調べたがっている教授(たぶん東大)はリアルな検体が増えてうれしくて夜も寝られないと思うね。

戦後焼け跡時代に育った人は、大人になるとどうなるのだろう。
焼け跡世代 – Wikipedia
説教が長そうなひとがふたりはいってる(笑)満州引き上げ組と焼け跡と疎開は体験が違うけど、それぞれ不満を抱えてる。何かあるから作家になるんだ。その理屈でいうと、いま宮城福島で不便な生活をしている小学生からクリエイターが生まれるのだろう。