司直の手

韓国の政治がいつもこんな風でした。
政権末期になると司直の手が伸びます。

国策捜査』と言う人もいらっしゃいます。
『国策操作』とは、国の命令で行われる捜査のこと。
政権与党に敵対する人は捜査により潰してしまう意志の下で行われる捜査です。
「国」は政府で今なら自民公明の連立政権がこれに当たります。

目の上のたんこぶである「小沢一郎」を取り除くには手っ取り早い方法でしょう。

小沢代表は「角栄型の政治」を経験している人です。
政治と金の関係を散々見てきたはずです。
献金の違法性を知っていたとしたら受け取らないのではないでしょうか。

【諸刃の剣】
政権に就いていない民主党よりも、自民側ももらっているでしょうから今回の捜査は「諸刃の剣」です。第1秘書の逮捕はイメージダウンになりますが、

「肉を切らせて骨を断つ」でいうと、民主党にとって着られたのは「皮」くらいでしょう。

「罪」になるには、小沢代表が西松建設からの献金が「組織的に行われていた」と認識していることが必要です。
物証、たとえば献金を受け取るときのメモに「もう、この裏金は組織的なんだからね!」とは書いては居ないでしょう。
西松建設側が、渡すときに「組織的だからね!」と発言して渡していた場合は「言った言わない」の話になると立証が難しい。

留置された容疑者が、保身のために都合の良い話をする場合もあります。
東京地検だって検察とはいえ運営しているのは人間ですから、最後の最後には案外政治に屈したりしてしまいます。
その辺を頭に入れて報道を見ないと、最近の報道は公平性を歪めて描きますから気をつけないといけません。

真実はどうなることやら。

【小沢氏秘書逮捕】繰り返される違法献金 地検は「形式犯」を重要視 (1/2ページ) – MSN産経ニュース

■小沢一郎ウェブサイト■

小沢一郎代表の政治団体の名前が「陸山会」なのは、田中角栄の「越山会」が由来だと思う。
二世議員で急遽出馬していること、最初の選挙で角栄の影響力が大きかったことから、代表が若いころにできた後援会だはないか。

小沢一郎 – Wikipedia

ザ・越山会 (とき選書)(AD)