パイプでつくる円月鎌

ソビエトの鎌みたいな形にアルミパイプを曲げてみた。
ザ・ムーンクレストクイーン 円月鎌
ソ連の国旗の鎌みたいな形って、たとえばこんな感じ。
月鎌。収穫鎌とも。ふだんよく見るのは三日月鎌。

作ったものの写真はまだない。
大きな半円は簡単に曲げられる。
にぎりのすぐ先、鎌の曲がり初めをつくるのが難しい。
最初に作った鎌は冷たいまま曲げたので潰れた。
そこで今度は熱を加えて曲げる。
局所的にまげるのでガスコンロはだめでガストーチを使用。

自分の方に火を向けて加工するのでちょっと怖い。
うまく曲がった。ゆっくり冷やす。
中の砂を抜いて確かめると、曲げの外側が肉薄になった。
側面を叩いて軽く平面にして角パイプに加工し強度を増した。

パイプのドリルをするのが面倒くさくなったので、水道ジョイントだけで他の部分を作った。
したの棒はハテナアンダーバーから流用。
カメラはアルミパイプから離したかったので、ここも水道ジョイントを使って持ち上げました。
グリップから上に外すことで、より軽量のカメラ、たとえば携帯電話も装着できます。

グリップとカメラステージが一体で、ホースクランプ留め。
した棒も同様にホースクランプで固定しています。
結果、分解が簡単にできて小型化。
余裕で大型紙袋に入るようになりました。

できあがると意外にあっけない。
分割で小型化、組み立て時大型に。
パイプのドリルは排除。
組み立ての強度と再現性を考えるとここで限界かも。

もっと小型化もできるけど、小さくすると嫌な感じになるのでしない。
分解すると部品が三つになってすごく収まりが悪いので、どうにかしよう。