JVC HDDカメラ分解清掃

ビクターのHDDカメラを分解掃除してみた
ハートディスクもはずした

中古で購入したビクターのHDDカメラを分解しました。購入時点でレンズにカビが入ってました。マレーシアで作るから。日本より高温多湿の場所で光学機器を作ればそりゃカビもでるよなあ。

タイの洪水でもやっぱり光学機器メーカーと自動車メーカーの工場が水没してて、あそこで作ったらやっぱりカビレンズになるんだろうなと一抹の不安。

私は暗闇の中で眼をつぶって修理する訓練を受けているので完全分解をしていますが、よい子は真似しないでね。きっとレンズユニットまでたどり着かない。基盤の端子を外す方法をしらないと、レンズまで手がとどきません。

普段安いカメラばかり使ってて、まあ、大抵ジャンクなんですがある特徴があります。たいていCMOSセンサーです。これは基盤なり本体に固定されていますのでちょっとやそっとでは揺れません。自作ステディカムなんて作ってる人は、たいてい動画撮影の趣味が高じて良いカメラをつかうのですが、私はスポーツの記録用ではじめたので重くて高いカメラは使いません。

それで本体をつくっているので、想定しているカメラ重量は300グラム以下です。コンパクトデジタルカメラの動画機能か、CMOS単焦点の安価な動画カメラはたいてい軽いのです。

軽い機材HDDカメラを試しに積んでみますと、カクカクします。
diy stadycam river side walk – YouTube
手ブレ補正を切ってるので、だめなのかも。ふだん見慣れたCMOSではなくCCDなので走査線のガチャガチャが目立ちます。

カメラのほうは再組み立ても済み、また使えるようにしました。ハードディスクがすごく小さい。それでも振動はあるので、特殊なゴムで挟んでありました。熱を持つので廃熱構造も考えられていました。