マシリト1号

【組み立ててみたよ】
親指シフト化したMSのキーボードが完成。アルミ板むき出しの様相はDr.マシリトの顔面のごとく継ぎ接ぎで見栄えが良くありません。

現在、ジャンクキーボードから適当に移植したF4と半角英数のキートップをアルプスのキーボード用ノンクリックスイッチに差し込んで利用しています。 スイッチ自体は自作のアルミ台座をスペースキーがあった場所に乗せているだけ。

移植したキートップは真ん中がへこんでいます。手になじむように上面を平らに削りました。一応打ちやすくなり、実用に耐えます。

【それでもBelkinが欲しい】
改造できたので、「Belkin」の改造が不要になりました。試しに「 Belkin」のキーボードを取り寄せようとじっくりAmazon.comのサイトをながめてみると、残念ながらアメリカ国内限定の発送。しかも在庫がありません。あれば取り寄せたのに残念です。ちなみに今手元にあるのは日本語キーボードです。OEMでしょうか。

Amazon.com: Belkin ErgoBoard Keyboard 108-Key: Electronics

ベースになるキーボードの数や価格、入手までの手間を考えると、お取り寄せより改造の方が現実的でしょう。MSのエルゴタイプは白いのと、黒いのがあり、両方手元にあります。いまの、キースイッチ自体を追加する改造ならば、黒かろうが白かろうが、エルゴノミックであろうとなかろうと、親指化できます。

買わずに改造できるようになったのでこれで良かったことにしましょう。見栄えに関しては、あとは私がアルミ板を綺麗に切るとかキートップを自作するとかで対応可能ですし。 何でも出来た方が良いですね。

この文章はマシリト1号で入力しています。

【現在の状況】
親指部分のキートップはスイッチ台座ごと手前にかたむけています。これは、親指の関節部分でキーを押すためです。キートップの幅や向きは要再考。親指キーの高さは「親指シフト専用キーボード」に比べて1㎝は高くなっています。キーの台座自体が他のキーの上にあるので、見た目にはかなり上に上げているように見えるでしょう。でもこれが、現在のところベストポジションとなっております。またパームレストが上に上がるようにキーボードの下に木片を挟んで1.5㎝ほど持ち上げています。

キートップの幅を増やして、上部を面取りするとより使い安くなるのかもしれません。また、キーの向きを回転させ、調整する機能を付けておくとポジションが決めやすくなるでしょう。

案外人間の手は複雑で、何でも器用にこなしてしまうため、微細な調整機能がいるのかどうか検討中です。個人的には道具はシンプルな方が良いと思うので、マシリト1号をもう少し使い込んだ上で判断しましょう。