どの山かわかった

八王子市中山がどのあたりか判明。
ふつうに住宅街。

asahi.com(朝日新聞社):サバイバルゲーム場「怖い」 計画説明会で住民猛反発 – 社会
細かい事業計画の内容について問われ、経営会社側が答えに窮する場面が再三あった。このため住民側からの要請で再度の説明会開催が決定。それまでは会社側が事業を凍結する内容の覚書を、会場で取り交わした。

キツツキが飛んでくるとか、娘が泣いているのは言いがかりのようにも聞こえましたが、地元の映像を見たら閑静な郊外で、人の生活圏で。八王子市中山の航空写真では住宅まで距離があるように見えたのですが、ニュース映像を見る限り、あんなに近くては駄目ですね。

最近「野鳥の会」に入ろうか迷い始めるくらい鳥の観察がおもしろくなってきたので、キツツキさんが間違って飛んできたら可哀想だという気持ちもわかります。

今回はこのまま立ち消えでしょう。1万人を敵に回すほどの遊びではありません。電動フルオートの音も、近くで聞いて楽しいものでもないし。事業主の法人格が弱く、経営計画も曖昧で、おそらく何となく始まった計画でしょうからごり押ししないでしょう。

住民主導の説明会の映像を見ていて感心しました。

計画自体はともかく会社側の対応がちゃんと出来、説明会で追い込まれたとはいえ意見を聞いたことは重視すべきだと思います。よく「マンション」の建設で揉めてますね。あと、「ゴミ焼却場」の建設とか。そのときの映像を見ると、大抵は、役所なりマンションデベロッパーが、会議で決めた計画をごり押しするだけで埒があきません。

それは説明会に来るのが、人の顔をしているだけの「会社人間」だから。

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今回、頓挫したとはいえ33才の遊び場を造りたかった青年。個人として住民に怒られた点は評価すべきでしょう。

これ、もし「○○工務店」のマンションだったら、こうはなりません。

報道もまあ、ふがいないというか、ワンパターンというか。マイニチとアサヒは「軍靴の足音」に食いついて住民との対立軸ばかりあおっていましたが、それなら世に五万とあるマンション建設反対派とか、そっちに取材に行けば良さそうなものです。

まあ、週末の新聞に差し込んでいるマンションの販売広告をみるかぎり、マンションデベに喧嘩を売ってまで正義は貫くわけがありませんわね。勝てそうな相手にしか刃向かわないんだから。

人間はかくも弱いものです。