脳内アニメ化

朝起きたら、頭の中で例のヤマトがアニメ化されてました。
わたしの頭のなかにそのためのジェネレーターがあります。
修行すると作れます。

うちの脳内演出家は森雪が宇宙船から古代を観るシーンが気に入らなかったらしくて、目が覚めてしばしそこがアニメ化されました。冨山敬版の古代で、医者は性転換せずオリジナルのままでした。

シーンを忘れないようにノートに落書きみたいなイメージボードを書いて、ト書きを起こしました。

朝からなにしてるんだ。

残念なことに実写映画はバランスが悪い。VFXとセットのシーンがちぐはぐです。外をみるとマクロスフロンティアなのに、中をみると急に下北沢の小劇場になります。中の演技が役者に任せで演出を放棄していたようにみえますが、あなたのハートには何が残りましたか?

やっぱり冨山敬は品の良さを思い出しますね。あたまに来たからってバンバン壁を殴るようなことはしませんし。たとえモノを叩いても、下品にならない。

役者の差です。キャスティングから口をだしてきそうな、紐付きのめんどうくさいオジサンたちと一緒に作った監督はエライ。ぜったいあんなの胃に穴が開くって。

独特な品のよさとユーモアと、うまさを兼ね備えた役者なら絵になるのにね。あいつらが居なければねぇ。客演がすごいのにウチのセンターが残念な映画でした。すごくもったいない。

野村トーイ 第一艦橋作戦司令室