傷んだ翻訳こんにゃく


オアシスの、例の誤訳問題。そもそもボンドの敵役って褒め言葉だから。

原文を先に読んでたのであの意訳はひどいなあと思った。賞味期限切れの翻訳こんにゃくを食べるとあんな違訳になるのだろうか。

むしろ悪意を感じる。わざと間違えて面白いと考えた人たちが居たのだろう。あまり歓迎されるべきものではない。確かに英語力なんて、あの訳を書いた人に比べれば、世間一般のそれは低い。低いから騙してよいのだろうか?私はそうは思わない。人を誤解させるような行為はよくない。遠まわしに、それだけは書いておこうと思う。

行間を読む 翻訳のされ方で大きく印象が変わる言葉の難しさ(ITライフハック) – livedoor ニュース

オアシスの兄弟げんかや育ちをなんとなく知っていれば、あの原文はそうヒドイ悪口とは見えないはずだ。英文が読めなくて背景がわからなくて、ジェームスボンドの敵がカッコいいものだと知らない人なら、あの訳に騙されるのかもしれない。わたしも高校生のときならきっと騙された。

だが、最近ネット上で英語のジョークや慣用句に返事する機会が増えたので、行間や意図を読んでるのであのくらいは翻訳機にかける前に読むわ。

ボンドの敵に、みんなあこがれないのだろうか?著者は子供のころからモンプチ食ってそうな白い猫をナデナデするオジサンに憧れていたものだ。

ノエル・ギャラガー – Wikipedia