2006年 冬季オリンピック終了

オリンピック終了

トリノオリンピック フィギュアスケート

荒川静香「Moment~Beautiful skating~ 
ようやくオリンピックが閉会式を迎えました。フィギュアのフリーとエキシビジョンの2日間、テレビに釘付けでした。おかげで生活のペースがむちゃくちゃ。イタリアとは時差が9時間ほどあり、イタリア人にとってのゴールデンタイムは僕の明け方。新聞配達のスーパーカブが家の前を通り過ぎる音を聞きながら、フィギュアの演技を見てひとりため息をついたり歓声を上げたり。いまおもうと30過ぎてひとりでなにをしているのだとおもうのですが、あの勝負の前に細かいことは忘れました。

今日はまとめとして、トリノオリンピックの感想。

荒川選手 メダルへの道

荒川選手の演技までに、主力が自壊したようにおもいます。試合の前からその兆候があり、アメリカ代表だったミシェル・クワンが怪我で出場を辞退。優勝戦線から退きます。出場すれば当然メダルを狙っていたでしょう。クワンが出ないことで優勝戦線に絡んでくるライバルがひとり減りました。

クワン代わりにでたのが、前回ソルトレイクシティ五輪で優勝したサラ・ヒューズの妹、エミリー・ヒューズ。フリーでは安藤の次に滑った選手です。転倒して総崩れになった安藤に比べ、前半の転倒を引きずらなかったヒューズ。次のオリンピックではサーシャ・コーエンと並んで日本選手の脅威になりそうです。
今回シルバーのサーシャ・コーエンは大舞台に弱く転倒してしまいました。まだ若いので次に期待しましょう。

 

村主選手は所属がエイベックスなんですね。いまどきの茶髪のアンちゃんがクラッシックで踊る村主選手をを応援する姿に違和感を感じましたが、応援はともかく、スグリ選手も気迫の演技。あの演技があってこそ、スルツカヤも崩れたのかもしれません。結果としてショートの得点差が逆転できませんでしたが、代表争いの復活劇から続けてドラマを見せてもらいました。

銅メダルだったスルツカヤは前回ダークホースだったヒューズ姉に敗れ、今回は雪辱戦。ロシアに初めての金メダルをもたらすべくがんばったんだろうと思います。

周囲を気にしなかった荒川と、荒川が気になったスルツカヤ。最後は、周りの情報を遮断した荒川の作戦勝ちでした。技術で勝負がつかないハイ・レベルの試合だからこそ、あの結果が出たのだと思います。

エキシビジョン

バイオリンの生演奏にあわせて演技するプリシェンコをみて、どうして俺は現地でこれを見ていないのか残念に思いました。あの勝負とエキシビジョンは生で見たかった。床に就くためコタツの電源を切りながら、トリノに行かなかったことをとても後悔しました。そのぐらいよかった。