■私立大学の4割が定員割れ
▼少子化とあいまって私立大学の定員が割れてる
そんなもんは10年前に予測できたと思うんだが
人が減れば大学生も減る
偏差値バブルのころ大学受験した管理人です。
生まれた時期で倍率がこうも違うのかと、半ばうんざりしてました。
この競争にあんまり意味が無いなと高校ぐらいで気が付いてしまいまして、
受験期をボーっと過ごしてて、それが今まで続いてる感じです。
あの受験に真剣に取り組んだ人たちは、はて、いま幸せなんでしょうか?
私学助成金
団塊ジュニアの増加にあわせ、大学が定員を増やしました。
営利主義ですから、いちど増やした定員は絞れません。
だから定員数だけは現実から乖離してたくさん残ってるんです。
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私立大学が定員を一定量満たすと、私学助成金が国から出ます。
そのお金を見込んで、地方では大学を作りました。
萩国際大学、東北文化学園大学など。
おもらいで稼ごう!なんて目標では経営破たんして当然です。
大学経営
地方の大学経営は地方にあるだけで不利です。
お店の経営と同じですね。
東海大みたいにチェーン展開をするか、
地方でも客が呼べるギミックがないと人は来ません。
もしくはアホみたいに広告費をかけるとか。
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>入学定員3000人以上のマンモス大学(23校)だけを見ると、
>志願倍率は10倍を超え、志願者数も約5万人増加。
結局、経営体力の有る大企業が有利になるだけなんですよ。
私大のこれから
一極集中と、私大の倒産が続くのでしょう。
破綻しそうな地方大学が社会人を受け入れても焼け石に水。
学生やOB、教職員にはもうしわけありませんが、これが淘汰です。
大学のあるべき姿
入試のカリキュラムや選別方法はそのうち変わるとおもいます。
より柔軟に人間的な方法になるでしょう。
とはいえ、都市部の、上位の大学は現状維持。
なぜなら、お受験に自分の人生の達成感を見出した親たちのオトシマエがつかないから。
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ヤツラは子供に相変わらず土日もなく詰め込み勉強をさせてますしね。
まあ、いい加減最近のガキもこれが無駄だって気が付いたらしく、
無駄な勉強をさせられた子供たちは親の寝首を掻いたり
サラダ油を撒いて継母をウェルダンしはじめました。
あれ、反乱ですから。自然の成り行きです。
昨日も12歳が包丁で母親をカットしてましたね。
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もういい加減、ちゃんとしろよと思うんですが、
ゆりかごから墓場までカネを毟り取る仕組みができています。
だから、毟り取る方はいまさら手を引けないのでしょう。
儲かるうちは自分から「悪うございました」とはいいませんしね。
私は裏っかわを見てしまったので、未来永劫あの世界には参戦いたしません。
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