バッテリーセルが良くても絶縁紙がダメなら、製品としてダメダメ

バッテリーセルが良くても絶縁紙がダメなら、製品としてダメダメ

 ラジオを買いに行きました。今度はFM付きにしようと、予算を倍に設定。ソニーも見たんですが、箱の側面を無理やり面取りして、小型化したくせに後ろ側にアンテナとアンテナ台座を飛び出させてて、落としても置いても邪魔になるデザイン。低価格帯製品とはいえ、こんなのしか作れないとはなんとも悲しい話です。

 結果、今まで使っていたAMラジオとおなじパナソニックのFM付きを買いました。アンテナ位置は本体上部にリブを作って収めてあります。AMのみのモデルとFMつきの2バンドモデルは、実は本体の金型が一緒で、品質は落としたくないけど低価格帯を実現したいじましさに好感が持てます。電源のインジケーターやバンドスイッチに工夫がしてあり、ただ安く作っただけではないサービス精神が見て取れます。

さて、ここからが本題。ソニー、どうしちまった?

 「他社から調達している絶縁紙の成分が、
 
当社に連絡なく変更されていたため。製造上の問題ではない」

 僕らのソニーが最近迷走中。PS3値下げ(9/22)とバッテリー発火リコール(9/30)と続いています。一見すると発火とPS3は連動していないように見えますが、他社製品への回収可能性は、デルが燃えた時点で予想できたろう。

 Dellが燃えてすぐ、絶縁紙の問題は分かっていたなら、会議を開いてどこで回収費用を捻出するか考えるでしょう。回収費用の原子として、PS3の投売りが画策されたと考えるのが自然では?

 だいたいがね、取引してる途中で無断で変えます?絶縁紙の成分が変わるって、「納入価格を値下げしてよ」「OKっすよ」って流れか?わかんないけど。

 SONYクラスのデカイ会社なので、資産に余裕があるんで、会社内の構図はこんなに簡単ではないと思いますが、リチウムイオンバッテリーの回収にかかる費用にはキャッシュが必要で、そりゃ、PS3を値下げして収益を上げるしかやりようがないでしょう。ラジオがアレなら家電で爆発的に売れる製品も無いし。

規格争い

 DVD規格にこだわっているのは、DVD規格が一般化したときには入る特許使用料が目的。ソニーは以前「CD」の特許使用料で甘い蜜を吸った経験があり、これが忘れられないのでしょう。だからって、世の中はソニーの都合よく動くとは限らず、むしろフナイに有利になるかもしれない。

はんどー隊ブログ

10/1

ああ、きがつけば10月だ、何もしてないのに。

ツーリング今が旬 “二輪収穫期”に巻き返し ETC・好天追い風
 ツーリングの秋。

ファーストフード店に強盗 モスバーガー勝田外野店 TBS