浜松ポンポン物語 NHKアーカイブス感想

プライム10 列島ドキュメント「浜松ポンポン物語 本田宗一郎に挑んだ男たち」(44分)

本田宗一郎の特集ではなくて、同時代にオートバイを作っていた伊藤さんの物語。

本田宗一郎が勤めていた「アート商会」で学んだ伊藤さんは、仲間の設計士と組んでオリジナルバイク「ライラック号」を完成させた。

その性能は当時の本田のオートバイをしのぎ、浅間のレースで優勝。群雄割拠の浜松のオートバイメーカーの中でも頭ひとつ抜け出していた。しかし、大量生産の時代には付いてゆけず、今では工場跡地が残るだけ。

伊藤さんのオートバイ「ライラック号」は
いまでも愛好者が多い。

ライラック友の会創立30周年記念

浅間のレース当時の活気は活字や写真で見て知ってはいたんだけど、レースに関わっていたの当事者の顔を見ると、みんな楽しそうで熱を帯びた表情をしていた。

あの人たちが作った乗り物が街に溢れていたら、僕もバイクの免許を取ったろう。