Web標準の秋

Web標準の秋

「標準」化される前の時代を長くすごしたので、ページの作り方にはルール無用が当たり前だと思っていました。

使うブラウザごとに表示が変わル野は当たり前。たとえばモジラでみたときとオペラで見たときに表示がずれる、とか。

これでは困ると決められたのが「Web標準」のルールです。

私の場合仕事で使うわけでもないのに「Web標準」が相当気になっておりました。気が付いたら最近「Web標準」の参考書ばかり読んでいます。

ウェブ・ユーザビリティ&アクセシビリティ・ガイドライン―誰もが使いやすく、アクセスしやすいウェブサイトをデザインするための80の指針
日本人の手によるユーザビリティ本。類書を読んだことのない人なら最初の一冊に。ブラウザごとの仕様や対策などビジュアルで理解しやすい。

Designing
with Web Standards―XHTML+CSSを中心とした「Web標準」によるデザインの実践

「標準」化を進めた著者による業界の歴史書。バイブルといっても言い過ぎではないだろう。内容はテーブルレイアウトのページをスタイルシート対応に直していくだけ。ほとんど文章で説明しているのでビジュアル化されたマニュアルに慣れた人にはややうんざりする内容だとおもう。

その文章が逐一面白いので、タグを手打ちしてる人とか、ネットスケープ4.0にうらみのある人とか、職業的にオーサリングソフトを使っている人は読んで楽しいと思います。

やや言い過ぎかもしれませんが、歴史書であり、バイブルであり、思想書。この手の本はなかなか出てこないですね。

Web標準の教科書―XHTMLとCSSでつくる“正しい”Webサイト
分厚い辞書。参考書。とでも言おうか。仕事で使う人は効果があるのかもしれない。

知的好奇心から「Designing with Web Standards」は読み物として楽しめました。ネットスケープとインターネットエクスプローラーが対立してユーザーを囲い込んだ結果何が起きたのか。本書を読んでようやく理解できました。

さて、「Web標準」が進んで「サイトを作る人」が増えたかと思いきや、お客さんはブログに流れたようでいまさらタグを覚える人も居ないようです。ブログのほうが簡単ですし。タダですからね。Movable
Type
が主流になりました。ズープスで企業サイトを構築するそうです。イントラネットにこれらを収めると、情報が共有できるらしい。

まだ、わたしの頭の中には家族経営の小企業しか想像できないので「HTMLで十分だろ?!」と思いますが、大きな会社なら「こんなXOOPSのつかいかた」も必要になるのでしょう。

ブログから「サイトつくり」へ

ブログで自分のホームページを持つ人は増えましたが、「サイトつくり」まで行く人は減っています。ブログならフォームで投稿してブラウザを閉じればおしまいですからね。わざわざオーサリングツールを起動する必要もない。デザインもテンプレートで十分間に合います。

時代はブログツール

たとえば今からページ制作を楽しもう!と思った場合。好きなページを作るにはXoopsやMTををある程度理解せねばなりません。それよりもオーサリングソフトを使えるようにしたほうが簡単なような気がしますが、時代はそれすら許してくれないのかもしれません。

だって高いんだもん。全部アドビ↓



旧バージョンのStudioを使ってる身としては、なんだろなあ、この12万円ってのは。Flashがバンドルされてるけど、趣味で使うには高すぎ。Dreamweaverは単品で4万円です。趣味で気軽に買えるものではなくなってしまいました。GoLiveは良心的で3万円ほど。でもやっぱり高いですね。